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数時間後、触手はリオの胎を柔軟にし終わり、排泄のための菊門には
栄養と水分補給のための太い触手が内臓奥深くまで潜り込んでいた。
その前に立つ人影
既に人を止めたクロード 否、邪神の仮体。
「サア、我花嫁ソシテ母体リオ、復活ノ時ダ。我ヲ ソノ胎内ニ孕ミタマエ」
その股間にそそり立つ触手、極太の男根。
蜜を滴らせる開ききったリオの秘裂にソノ標的を合わせ
ズブ、ズブブブブブブブブブ・・・ズンッ!!!
若干の抵抗があったものの、リオの身体はソレを受け入れていき
最後の一突きでリオのお腹は内側から押し上げられ、モノの先そのままの形を浮びあがらせた。
「か・・はぁっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「キヒヒヒヒヒヒヒッ、リオの身体、リオの子宮ウウウウウウゥゥゥッ!!!」
ズンッ、ズズンズンズンズン
「ぁぁぅ、ぁぅ、ぁ、ぁ、ぁ、ぉ、ぉ、ぉ、ぉ・・・・」
何度も内側から突き上げられ、お腹を突き破られそうな衝撃に
油汗が光る身体、リオは苦痛の涙と口からは大量の涎を流して喘ぐが、その表情は相変わらず虚ろ。
終に
「孕メエエエエエエエエエエエエエッリオオオオオオオオオオオオオオ」
ブシュッ、ブシュゥッ、ブシュゥゥゥ―――――――――――――ッ!!!
「ぅぁ、ぅぁぁ、ぅぁぁぁぁぁ」
余りのもの精液の量と勢いに結合部から勢い良く液が噴出し、リオの身体は絶頂に達する。
そして触手の中、精液に押されて握り拳二つ分の大きさの珠が押し進み、リオの秘裂に痞える。
ミシッ、メリメリ、ズンッッ!!!
「かふっっ!!!・・・・・・・・・」
ズルリ・・ベチャ
それもリオの子宮に撃込まれ、押し出される様にリオの中から触手が抜け、
触手が抜け切るのと当時に邪神の仮体も崩れ落ちた。
今、リオの胎内で育まれているのは邪神の素体。
これがリオの胎内から産まれ出た時、邪神は肉体を得て、復活を果たす。
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そしてパーティから三日後、
「フゥ―――ッ・・・、フゥ―――ッ・・・、フゥ―――ッ・・・」
荒い吐息、闇で悶える白い肢体。今やリオのお腹は、3,4人赤子を孕んだかのような臨月腹。
木の根状の触手が身体を弄り快感を与えていなければ、
リオはその圧迫感と苦痛にショック死を起していたかもしれない。
まずリオの腸内から栄養と水分供給用の触手が長い粘液質の音を立てつつ抜け落ちた。そして破水
プシャァァァァァ
「はっ・・ぐっ、ひぎぎぎぎぎ」
ミシッミシ、メリメリゴリ
リオの唇から出産の苦痛が漏れ、狭い産道を何かが通ってくる。
「ぎぁぁぁっっ!!!」
ズルッ ベチャ
産み終えるのと同時にリオは気を失った。・・・もっとも、始めから心を閉ざしているので大差ない。
産まれ出たのはサイズ倍、全身血管が浮んだ気色悪い赤ん坊。
しかし、それも急速に成長し、あっという間に成人男性サイズに。それでも全身生肉感で気色悪い。
「我妻リオしばらくここで待っていてクレ。直に力をつけて帰ってクル。
そして、身も心も綺麗に癒してヤロウ。」
リオの身体が保護されるかのように胸から下が肉壁に飲込まれ、そして邪神の素体は姿を消した。
完全体になるため大地の気をススる為に、自分をこの地に封じている忌々しい遺跡を破壊する為に。
「・・・痛っ。・・・ここは?」
パーティーからきっかり二日半後、アレスは意識を取り戻した。
自分の身体の具合を確かめてみる。傷は痛むがちゃんと身体は動く。
「目を覚ましたみたいですね。ここは僕の隠れ処です。 ・・・先に何か食べますか?」
差し出された鍋とディを見比べ・・アレスは体力を回復させる事を優先させた。
アレスの食事中、ディはみんながパーティーに行った後 何が起こったかを話す。
勿論、影龍,麗葉の事は誤魔化し、適当につじつま合わせをしたが。
「そうか・・・。 ごめん、ディ。 多分、今最悪の事態になっている。
俺は、リオを・・・・・・みんなを護れなかった。」
「・・・アレスさんを助けた時点でそれは考えました。 そうですか、やっぱり・・・」
俯いたディの肩が震える。 アレスは黙って食物を腹に詰めるだけ。
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「・・・・・・ディ、屋敷まで案内してくれ。」
「??? 今更、屋敷なんかに行ってどうするんですか 」
「俺の装備があそこにある。 ・・・せめて奴に一矢報いてやらなければ俺は気が済まない。
それに」
それにまだリオは生きているかもしれない。
「・・・・分かりました。行きましょう、屋敷に。」