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■ とある騎士団の日常 ■
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☆ルー

今日、この時間は新人の魔法の講義。講師は・・・

・・・

魔導師ローブでビシッと極めたロリ美幼女 ルー

「ん? 何だ、何か文句でもあるのか?」

「いや、ないですよ、ルー・・・さん。」

アレスは、ルーの可愛らしい外見と異なり年を重ねた威厳の雰囲気から思わず敬語。しかし、リオは

「きゃぁー、ルーちゃん カワイイー!! 頬っぺた、プニプニィ〜〜(スリスリ)。」

ついに、そのコスプレみたいな可愛らしい格好に 辛抱ーたまらんもォ〜状態になってしまった。

「こ、こら、止めぬか!!」

と、本人、いやがりながらも照れて満更でもないらしい。

・・・・・
・・
「講義をはじめるぞ。 まず、我騎士団の魔法使用者だが、

私,ライ,レイハ,アルシア,アレス,リオ。

レイハの使用魔法は姿隠し,超聴,遠見等 諜報が使う特殊なものがほとんどだ。

この際、こういった直接戦闘と関係ない特殊なものの説明は省く。

まずはライ。あ奴は主に強化型攻撃補助魔法を好んで使う。

身体強化,加速(2〜4倍),障壁。遠距離の敵に対しては魔法剣による衝撃波。

回復対策として、自己生命力活性型回復魔法,外気功も出来よる。

だた、外気功は時間が懸かるためあまり戦闘向きではい。

次にアルシアだが、あの女の使う魔法は性格の悪さそのものの陰湿なものばかりだ。

神官魔法,回復魔法一通りは当然として,弱化型攻撃補助魔法,吸収など。全く、神官のくせに

最後に私。 私は使えない魔法を上げたほうが早いくらいだな。

個人オリジナルがそうだ。例えば、ライの衝撃波など己の体が基礎になっているものモノ。

この辺りはまだお前達には早いので話は省いておこう。

神官魔法も根本的に使えんが、それと同じ効果がある魔法をもっておる。

復活なんぞあんなモノ、インチキはなはだしい。あれは本来誰かの命を犠牲にして行うもの。

呪詛なんぞ陰湿な物も、私は好かん!!

・・・さて、アレス,リオ、お主達が今後習得すべきだと思うモノだか、

アレス、お主は若い頃のライそっくりだ。ライを目標として習得するモノを選んで行くと良かろう。

リオ、お主は・・・すまんな、私にはこれといって勧められる系統はない。

好きなモノを習得していくとよかろう。何なら、究極破壊魔法でも伝授してやろうか?

・・・・・・・冗談だ。 あと、個人的に習得したい物があるなら、こっそりと相談に来るがいい。」

 

食堂、ここは暇な人が誰なりといるため、みんなの溜り場と化している。

しかし、今ここにいるのはライだけ。 そして、やって来たアレス

「ルー・・・さんて、騎士団員ですよね?」

「ん、設立に関った一人。あれでも俺より年上・・・のはず。 なりは子供そのものだけどな〜〜。」

「ですよね。 いったい、どうゆうことなんですか?」

「彼女は魔女・・・ということさ。」

「はぁ、そうなんですか・・・」

いまいち、要領を得ないアレスと昔を思い出したライ。

昔、ライとその仲間は旅の途中で立ち寄った村で

当時その村を脅かしていた「漆黒の魔王」とその手下の退治を依頼された。

そのとき、ライ含めその仲間には魔法に長けた者は居なかった。(当時のライは攻撃補助魔法専門)

そこで、「漆黒の魔王」と対をなす、全てが謎に包まれていた「沈黙の魔女」に助けを求めたのだが・・・

出て来たのはロリ美幼女。しかし、その知識,魔力は噂以上のものだった。

彼女の話より、もともと「漆黒の魔王」と「沈黙の魔女」は両方とも彼女の事を指し、

どこぞのぽっと出の魔導師(数人)が騙り 野盗を行ていたことが判明。

「漆黒の魔王」→魔法の実験で山一つ平野に変えてしまった事などから

「沈黙の魔女」→ただ静かに暮らし、アホな冒険者のみを撃退していたことから

結局、彼女の協力を得て手ごわい野盗を退治したのだが、ソレ以降付き纏われて現在に至る。

その姿は当時から全く変らず成長していない。ただ、・・・

「てい!!」

プスッ

「ぐはぁぁ!!?」

そのクリティカルヒットにアレス悶絶、白目を向いてぶっ倒れた。

その後から現れたのは笑みを浮かべた、いかにもフリフリの格好をしたロリ美幼女。噂の張本人。

・・・いや、抑え目に言ってかなりお茶目になった。

「や、やあ(汗)。 ルー、何かようかい?」

「いや、お主に呼ばれたような気がしたのでな。」

「呼んでないよ。昔の事は思い出していたけどな。・・・でもこれはやり過ぎだろう?」

といいつつビクンビクンと変な痙攣を起しているアレスをつつく。

「あまりにも無防備だったのでな、つい。・・・それに、二人の時間にこれは無粋。」

といいつつ妖しい笑みを浮かべ近づくルーに追詰められ、ライはソファに座ってしまった。

そして、その膝の上にのる少女。 傍目では、若い父親に甘える娘?

「・・・お主の子なら、孕んでも構わんぞ?」

「な、何を言っているんだ。ルー、正気か?」

子供をあやしている気にはなるが、そういう気にはならない・・・はず。

「勿論。・・・・お兄ちゃん、私とイイ事しよぉよぉ。」

グハッ!! ライのポイント(?)にクリティカルヒット。

い、今、手の中には無防備な未発達の青い果実が・・・

ルーは自分の服をはだけ、硬直したライの手をその儚乳へ ショーツの中の柔尻へ・・・

そして、キスをしながら押し倒し、臍下辺り腹の上に座るとライの服も肌蹴ていく。

チュッ、チュパ、・・・・・・

幼娘特有の柔らかく甘く小さい唇が、舌が、唇を食み 吸って、口の中を舐め 舌を絡め・・・

そのまま手でルーの顔を押し付けて幼娘特有の甘さを貪り喰いたくなる。

しかし、欲望のまま突っ走ると抑えが効かなくなり・・・・・・

「・・・・・・、!!?」

「ふふっ、お兄ちゃんのここ、もうこんなにキツキツ。直接、触っていい?」

といいつつも、ズボンの前を開け、下着の上から元気になったモノを揉みまくり。

傍目は幼娘に悪戯する(させる?)変態野郎・・・

バサッ

「団長・・・不潔、不潔ですぅぅぅぅぅ。」

と書類を投げ捨て、泣き走り去るリオ。 

辛うじて助かったライ。お陰で、熱くなった頭の中が冷め、モノも急速に萎えていった。

「良い所で邪魔が入ってしまったな。・・・・今度私にイイ事してね、お兄ちゃん。」

「大概にしろよ、エロガキ・・・エロ婆ぁ。」

服を直したルーはライにウインクを残し、いってしまった。

見た目はロリ美幼女,中身は妖女だけに性質が悪い。

そして、死闘を終えた後よりも酷い疲労感がライを襲う。

「はぁぁぁぁぁぁ、・・・・・・それからな、起きているなら助けろよな。」

「・・・ばれました? しかっし、団長も隅に置けないですねぇ。」

「・・・・・・明日の訓練、俺対お前の一対一な。マジで。」

マジ→ ライ魔法使用→ アレス、リンチ確定

 

満月が煌々と闇を照らす深夜、屋敷の中をアレスがさ迷う。辿りついた先はルーの部屋。

しかし、その瞳に意思は無く虚ろ。まるで夢遊病のよう。

そして、ドアのノブを掴み、ゆっくりと・・・

しかし、ノブが回り始める前に後から現れた腕が羽交い締めにして、ドアから引き剥がし

「起きろ、目ぇ覚ませ」

グリグリグリグリグリ

「・・う、あ、痛いっす、団長。 あれ?俺、何でここに?」

「よし、目覚めたな。じゃあ、今のことは忘れて、黙って部屋に戻って眠れ。」

「団長、言ってることがめちゃくちゃっす。」

「ガタガタ抜かすと今ココで殺すぞ?」

ライの目が本気だと語る。アレスは脱兎の如く逃げて行った。

そしてライは身体の自由を奪われ、鍵穴から中を覗く。


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