∴SHRINE∴
∴FANTASY LIVING THING PICTURE BOOK∴

■ EPISODE 02 後編 ■
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フェイのは超寝惚助である。

野営の時は兎も角として、個室,屋根があると・・・

宿の食堂、朝食の時間 可也経ってもフェイだけが未だ来ない。

「・・・しゃーないなー、ミンナ先に食べててくれってヲイ!」

「「「ん?」」」

と言われる前に食べ始めるほど皆付き合いはいい。

サッサと朝食を食べるため、ライは一路フェイの部屋へ

コンコンコン

ノックしてもやはり返事なし。毎度のこと。

「入るぞー」

一応断りを入れて入室してみると、ベットの上には

ベットに対し横で、肌着だけ太腿ピッタリ閉じ膝立て、ベットの外に頭と両腕を投出し

とても人には見せられない、イヤ、見せたくない姿。

薄い肌着だからフェイの胸が・・・その上半開きの唇も・・・

すーーぴょぴょぴょ すーーぴょぴょぴょ

「・・・ホンと人には見せられないよな〜

ほら起きろ。朝だそ。朝食食べられなくなるぞ」

ライの呼びかけにフェイの目が細く開き、何か喋ろうと唇がひくひくと動き

「・・・・・・・」

「ん?」

フェイの口元に耳を近づけても何も聞こえない。直に

すーーぴょぴょぴょ すーーぴょぴょぴょ

「・・・をい」

ど〜も、フェイには多少御仕置きが必要なようだ。 さて如何するか。

唇もいいが、肌着に隠された胸も気になる。いやいや立つ白い太腿も。

・・・・・・取り敢えず胸、いってみよー

肌着をたくし上げ、乳向きだし。

身体が半反り気味のため小振りでも発達した胸がツンと上を向きイイ感じ

「フェイ〜起きないとイタズラするぞ〜」

何故、蚊が鳴くような小声?

コッソリとフェイの両胸を両手で覆い撫で回し、そのすべすべの柔肌を楽しむ。

「ふむ、これでは起きないか。仕方がない(ニヤソ)」

ゆっくりと指に力を込めて

フニフニフニムニムニムニモミモミモみ

「・・・・・・ん・・・ふぁ・・・」

充血していく乳首、段々甘いものが混じっていく吐息

モミモミモミピタっ

「ぁっ・・・」

フェイの顔をみると、高揚しうっとりとちょっと残念そうな顔。

上下逆向き絡み合う視線。先にフェイが目を反らし

「いつから起きてたのかなぁ〜?」

「えっと・・・」

口ごもる処を見ると最初に起された時だろうか。

「キスしてやるから素直に起きる事」

「ふにぁぃ」

フェイの頭を持ち、唇が縦横交差するように

「ん・・・んん? ん――っ」

誰もディープキスをしないとは云っていない。

フェイの口をタァーっぷりねぇ〜っちょり犯し続け、数分後

「御馳走様(合掌)」

「ふぇぇ〜(くて〜〜)」

そこには口淫だけで出来上ってしまったフェイ。

朝っぱらから何をやっているんだ。

「じゃ、さっさと降りてこいよ。」

「ふにぁ〜い」

そして、同じような事の繰り返し・・・

「フェイ〜起きないとイタズラするぞ〜」

 

短期間で、元の持金の倍+個人で可也の額の自由に使える分が集まった。

旅を再開した方がいいかもしれない。

しかし追手の気配を感じないならじっとしている方がいいかもしれない。

 

そんなある日の事、フェイは一人迷宮探索へ

いつもの格好+新調した女性用軽量板金鎧という目立つ格好で。

ライは迷宮探索を3人一組と定めている。 

本当はメンバーの実力(アルシア除き)なら一人でも何ら問題はなかった。

それでも3人一組なのは用心に用心を期して、全員確実に帰ってくるため。

そして・・・

そんなライの用心を知らずにフェイは意気揚々出発した。

ずっと、可也以前から怪しげな二人組みに付けられていたとも知らずに。

「あらぁフェイちゃん、そんな格好して迷宮探索?」

「うん、ちょっと。 みんなには秘密にしてね」

「・・・何なら私も一緒に付き合うわよぉ?」

「ん〜〜大丈夫。今日は深入りするつもりないから」

「そう? でも、遅くなったら一応ライに言っておくわねぇ」

「ん、ライに叱られないよう早く帰ってこないとね。じゃ、いってきま〜す」

多分戦闘の感を鈍らせないためなのだろうとはアルシアにも想像が着いた。

そんなアルシアが怪しげな二人組みに気づかなかったのは否めない。

フェイが強襲攻撃タイプの戦士でなかったのなら気づいたかもしれない。

いや、関係ない。結局は・・

 

宝物庫である地下迷宮は古の盗賊対策が今も健在であるため、

一歩中に入ると様々なモンスターが無限に跋扈していた。

幸い、迷宮自体結界である為そのモンスターが外に出る心配はない。

迷宮は深く潜ればもぐる程、高価な宝が存在しモンスターも強くなる。

そんな迷宮の上層階、フェイはモンスター相手に

遊んでいた。

「ほ〜ら、こっちだよ〜〜♪」

がああああっ

熊のようなモンスターの豪腕の攻撃をフェイは右へ左へ可憐なステップで交す。

訂正、見た目も恐ろしいモンスター相手に一応戦闘訓練。

もう数時間続けていたので少し疲れ始めた。だから

「今日はここまでっ!!」

がっ!!?

フェイの魔法剣の双撃にモンスターが昏倒。

他のトレジャーハンターと違いモンスターといえど容易に殺しはしない。

何故なら、元々人の勝手でモンスター達を利用し喧嘩を売っているのだから。

 

地下迷宮には各所に休憩所が存在する。

元は倉庫の所を空になったので誰かが

水を引き清水を湛える池を造り、光石を設置し、植物を植え 庭にした。

通路は兎も角として倉庫部屋ににモンスターが入り荒すと元の木阿弥、

特定の倉庫部屋にはモンスターが入れない事を利用したのだ。

そこでフェイは石に腰を下し、持ってきたお菓子を啄み休憩していた。不意に

「!!?」

気配に振り向くとマントで身を隠した大柄の者。それがフェイに対して会釈。

つられてフェイも

「あっ、こんにちはです・・・」

地下迷宮には色々な種族のものがやってくる。

前に一度昆虫人トレジャーハンターのに会った時などモンスターかと思った。

だが、見た目が恐ろしいからと言って危険とは限らない。

其の時は反対にフェイが攻撃してしまい、その昆虫人に説教されてしまった。

だから、出会い会釈する者は敵ではないという考えがフェイにあった。

そして、フェイの精神感能力でもそのマントの者から悪意を感じなかった事が

油断を招いた。

再びお菓子を啄み始めた無防備なフェイの後に気配無くに立つ。そして、

「きゃっ、何するのっ!!?」

一瞬で両手首を掴まれ引張られ空中に浮き腕が横一文字。

こうなると腰に交互に装備した「愚者慈」「光晶槍」が取れない。

取り敢えず抵抗。

「ていっ!!」

後蹴りで撃込む鋭い一撃。マントが捲れ現れたのは

「蟲!!? この、このっ!!」

人型をした線虫の塊。

何も感じなくて当たり前。ソレは人ではなく「機械」なのだから。

フェイが暴れていくら蹴りを撃込もうとソレが堪えるはずがなく、

じりじりと引き寄せられピッタリくっ付くフェイの背中とソレの胸

そしてフェイの股間に薄布を隔てて何かが押し当てられた。

「? ・・い、いやああああっ!!」

俯きフェイが確認したものは

股間の間からスカートを捲り上げる逸物の形をした線虫の塊。

フェイはソレの意図を理解した。

「いやあっ!! 私はライのモノなのっ。あんたなんかに、

あんたなんかにいいいぃっ!!!!」

ズンっ!!

「あっ・・・」

瞬間、フェイを下から上へ突き上げる衝撃。

中でグネグネと動く異物感。

そもそも不定形なのだから動かずともいくらでも挿入は出来る。

「お、犯されちゃった・・・犯されちゃったよぅ・・・

こんなのいやぁ・・・ひっ、ひいいいいいいいいいいい」

フェイを襲う、次から次へと線虫が身体の中に潜り込み柔壁を伝うおぞましい感触。

一度身体内にされるともう抵抗する術は・・・ない。

尿道を這い登り膀胱を占領し、尿管を這い登り、腎臓に到達。

膣を皺の隙間まで占領し、子宮口を押し開け、子宮を侵し、卵管を伝い卵巣へ。

肛門を拡張、直腸を撫で、大腸を内容物を吸収しながら消化器官を逆流。

フェイが例え太腿を強く閉じようと侵蝕を防ぐことは出来ない。

ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ

「いあ、あっ、ああっ、ああああああ」

さらに線虫が柔壁を突き破り、肉へ潜り込み、骨に絡み付く感触。

感じるのは苦痛ではなく、快感のような寒気。

「た、たす、たす、助けてぇ」

フェイの肉体は本人の制御を離れ、その脚はより多く線虫を迎えようとハの字に開き、

ビクンビクンと痙攣。

もはや一騎当千ではなく歳相応の女の子と化したフェイは

内臓を線虫に侵され、耐えきれず気を失った。


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■ EPISODE 02 後編 ■

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