∴SHRINE∴
∴FANTASY LIVING THING PICTURE BOOK∴

■ EPISODE 07 ■
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「・・・研究室で胎から押し出した・・・力んで・・・」

「ルーが幼い身体で産んだ卵はどんな感じだった?」

「産んだ?・・・私が産んだ卵は・・・鶏の卵より少し小さくて・・・

それが何十個も・・・自分で見て・・・私が臨月の妊婦に見えるくらいだったから・・

卵は私の体液で濡れて湯気を立ていて・・・触ったらプニプニって柔かだった・・・」

ルーが喋っている間を手を動かす事を止めず、幼女の御腹を揉んで

内臓,子宮のマッサージを止めない。 ただねちっこく、焦らす様に。

「その後、卵は如何した?」

「研究用に殆ど保存して・・・残りは食べた」

「ふはっ、食べたのか? 自分で産んだ卵を?」

傑作とばかりに笑うライに、ルーは振り向き涙目で縋る

「だって私の胎に産卵されたもので・・・珍味だから・・・」

「そんな事はどうでもいいよ。・・・他にはどんな風に犯された事がある?」

縋るルーを軽く斬捨て次を急かす、相手が魔女とは言えこの所業

今のこの男、鬼,悪魔,鬼畜。

「ううっ未だ言うのか?・・・他にはテンタクスに・・・触手の化物に」

「ほぅ、いいねぇ」

「・・・アレは生命力が強くて・・・他の雌を犯して繁殖する事しか能がない。

・・・研究のためゲージにアレを捕獲して・・・知的好奇心から私の身体を投じてみた」

「格好は?」

「いつものアンダースーツ。それで触手の群に・・・

触手は私の身体を大の字まま・・・身動き出来ないように束縛して・・・

直にスーツの中に潜り込んできて・・・処構わず、スーツと肌の間で射精された・・・

濃厚で・・・赤ん坊でも妊娠してしまいそうな・・・精液を・・・たくさん・・・

それから何本も女陰に・・・尻にも、口にも潜り込んできて・・・奥へ奥へと・・・

他の生物じゃ入れないくらいまで深く・・・触手に御腹がグチャグチャになって・・・

中には貫通して、口から入ったモノが尻から出たり・・・尻から入ったモノが口から

出たり・・・それで何処でも射精するから身体中・・・胎も・・・内臓も・・・

精液塗れで・・・私が果てても射精され続けて・・・」

「気持良かったのか?」

「全身の骨が軋んで・・・腰骨が砕けそうなくらい締め上げ・・・突かれて・・・

凄く・・・痛くて、苦しくて・・・変になって・・・傑作だ・・・化物、孕まん女に

・・・必死扱いて・・・何度も・・・何度も・・・子種、撃ち込んで・・・」

淫娘の間に垣間見える魔女の顔。

「・・・他には?」

「屈強な男達に・・・立ったまま挟まれて・・・押し潰すように犯された」

「その話はしなくていい。

ところでルー、お前、話をしている時自分で腰を動かしていたのを知ってるか?」

「えっ!!? あ・・・」

動かしている。らしくなく、小刻みにモノ欲しそうに。

そのルーのショーツに包まれシットリと湿った股間,股の部分をガシッとライは掴み

「しかもこんなにも濡れて・・・股布の上からでも解るくらいにパックリ開いてる。

膣口まで。指なら軽く入りそうなくらい。 ・・・幼い身体のくせに淫乱だな、ルーは。」

グッショリ濡れた布の上から奥の大事な処へ続く穴を中指で押して栓をして、

他の指で周囲を、珠や縁を掻く。

「そ、それは、ライが、思い出させて、話なんかさせるから」

「ルーは魔導師なんだから理性的に経験談を話さないと。それをこんなに・・・」

「子宮が疼くんだ・・・役に立たないのに、キュンて・・・」

「いけない嬢ちゃんのルーにお仕置きをしないとな。胸は・・・

感度が良くても無いし、俺が楽しめないから置いといて。」

と言いつつも置き見上げがてら、ルーの両乳首を摘んで強くグリグリと

押し潰す事は忘れない。それに

「っ!!?」

文句を言いかけたルーの幼身体はビクンと仰け反り、リボンが揺れ髪が舞う。

「やっぱり即、串刺しの刑? ルーのせいででかくなっちまったこれで。

役に立たないっていうルーの子宮を俺の精液処理に使わせてもらうか」

とヒクヒクと悶え背を預ける幼娘のお尻にスカートの上からモノを挟み込ませた。

「解るか? 今からコレが前戯無しでルーを貫くんだ」

「そんなっまだ大きすぎる」

「コレだけ軟らだったら裂けはしないだろ」

抵抗を許さずルーに股布をずらして子供に小便をさせるようなM字開脚で持ち上げ、

上を向く剛直な肉槍の上に曝した秘処の小さな膣口を添えた。

そのまま腕の力を抜いていけば、自重でルーの膣はキチキチと引き伸ばされながらも

しっかりと大きい肉槍を飲み込んでいき

「はぁっ・・・あっ・・・ああ・・・(パクパク」

肉槍を可也余剰を残して先端が最深部に到着。ルーの自重ではもう飲み込まれない。

「・・・身体が小さいだけあって、小さいな。もう子宮口か?」

倒れ抜けないよう支えてやるルーは答えず股間が裂けそうな苦痛にただ喘ぐだけ。

柔軟で慣れ易い分、少し間が開くだけで見た目相応処女のようになってしまう。

このままゴリゴリ中を掻き回すのも可愛そうなので、ゴスロリを乱す程度に肌蹴させ

その首筋にパクッと齧り付いてしゃぶり回してみたり

「はぁんっ!!? な、にを、する?」

「いや、折角だからルーの味を堪能させてもらおうかな、と。

それにルーはまどろっこしい方がイイ反応をするし・・・」

「ば、かな、事、言う はぅんっ!!?」

齧り付き移動しながら舌先で幼肌を舐めるだけでビクッビクッとルーは反応した。

そして次第にキチキチだったルーの中も脈動し始め、それを見計らって腰骨を持って

ゴリッ

「ひぐぅっ!!?」

カリで思いっきり中を掻いてやれば幼身体は驚き硬直。さらに追い討ち

ゴリッゴリッゴリッゴリッ・・・

「ひっ、ひあっ、ひっ、ひっ・・・」

「肉の向うにルーの恥骨を感じる。手を当てれば動きを感じるだろ?」

感触をタンノーしているのか、ルーは返事も無くただ泣き涎を流し喘ぐ。

「・・・ちっ、本当に壊してやろうかぁっ!!!」

ゴリゴリゴリゴリ・・・

「うわぁっ、ちょとっ、は、激し過ぎる!! 骨がっ、砕けぇっ!!?」

恥骨を外す勢いで力一杯腰骨を掴み軋まされガシガシと突かれたらたまったものじゃない。

挙句、恥骨にぶつかり軌道がずれた肉槍が突き破らんばかりに幼娘の下腹を歪ませ

膀胱が圧縮されて幼娘の股間からピュッピュッと液が飛び飛沫く。

「壊してもいいんだろ? 今更ジタバタするな。

・・・綺麗に壊してヤルから。ノゾミとおり」

「ひっ!!?」

瞬間、突き込みに肉槍がグリュっと子宮まで貫通。

幼娘のお尻が男の腰に着くまで押し込むものだからルーの臍下が盛り上がり

「出すぞっ!!!」

瞬間、限界まで怒張したモノを砲身に弾がルーの胎奥底へ撃ち出され

ドクッ

「ひあぁ・・・」

ドクッ、ビクッ

「あ・・・あつ・・・い・・・」

モノで既に一杯一杯の幼胎に精液が塗り込まれていく。

激しさの余り、ルーには「御主の精、私の胎で全部受け止めてヤる」なんて台詞を言う

余裕すらなかった・・・。

モノは全て幼娘の中に飲み込まれたまま、無理に抑え込まなくても身体が浮く事はない。

だから、今までルーの腰を掴んでいた手をルーの御腹に回し撫で

「触って、ルーの中に俺がいるのがはっきり分る。

ルーの御腹が俺のモノで歪んでいると思うだけでイケそうだ!!!」

「う・・・うぁ、バカな!!? 出したばっかりでもう元気に、なる、と、は・・・」

「言っただろ、ルーを壊すって」

ルーを串刺しのままライが立ち上がれば自ずとルーはバランスを崩し

「っ!!?」

前の机の上にうつ伏せで倒れ込まざるえない。

ライは机の上に乗った幼娘のスカートを捲り、寄れたショーツを曝すと

ビリッとソレを破り捨てルーのお尻を剥き出し

「今までのは前座だ。次は尻穴拡張しながら犯してヤル」

「うあぁぁ・・・」

「期待している」とも「もう止めて」とも言えず

ルーが出来る事は机に押しつけられ、喘ぎ涙と唾液の液溜まりを作ることぐらい。

ルーの胎が突き破られるが先か腰が砕けるのが先か、 狂戯は終わらない・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

狼少女は見ていた。二人が行為に及ぶ机の下で。

そもそもルナはうるさいの(レイハの事)が居ない事を幸いに、ずっと机の下で寝ていた。

この机、執務に使うだけあって向いには飾りの隠し板が付いている。

だから奥に入ってしまえば前から離れて見るか覗き込まない限り分らない。

自称鬱なライに便乗し、気持ち良く寝ていると・・・聞こえてくる苦痛の喘ぎ。

目を覚ませば其処には椅子に座ったライの下半身と、その股の間からそそり立つ肉槍。

ソレが幼娘の股間に嘘の様に突き刺さり・・・突き上げられる毎に盛り上がる下腹部。

力なく揺れ時折思い出したかの様に痙攣する幼脚。

・・・ルーがライに御仕置されてる。

その知識が全く無いルナが解る事はその程度。 恐ろしさの余り止める事も出来ず、

かと言って居る事がバレれば自分も『御仕置』をされる と思い。

ただ奥で縮まって、ガタガタブルブルと震えながら目を背ける事も出来ず・・・

時が流れ、二人が居なくなりやっとルナは動き出した。周囲に気配が無い事を確かめ

「・・・きゃいんきゃいん(泣」

幼子のように泣きじゃくりながら一目散に親もといシエルの元へ

寝ているシエルを起し

「くぅ〜〜ん(泣」

「ん? 如何したんだ? ・・・仕方が無い子だな。」

慈愛を求めて、なりふり構わず爆乳に顔を埋めただ甘える。

シエルも怯える子から無理に聞き出す事もできないので優しく抱擁し頭を撫で・・・

「落ち付いたか? 何があったんだ?」

「くぅん。 ライ、ルーに御仕置した。 恐い・・・」

言って思い出したか、再び震え出すルナ。

「ライがルーに御仕置? 逆じゃないのか?」

シエルには転で見当がつかない。ルーがライに御仕置する事は多々あるが。

ルーがやってどれほどのモノがあると言う声もある。

だってルーがライに殴りかかっても親にじゃれる子供状態・・・

暫くして、怪訝そうにディもシエルの処にやって来た。

「・・・どうかしたのか?」

「御暇なら相手していただこうと思いまして。」

「ライとルーは?」

「それが二人とも様子が変で・・・ルー師匠は風邪でもひいたのかソファで虚ろに

ボーっとしたまま動こうとしないし、ライさんはしかめっ面で自分の頭を小突いていて

別の意味で凄く恐いし・・・。 ルナ、どうかしたんですか」

ずっとシエルに抱き付いたままなら、ディならずとも気になるだろう。

「ライがルーを御仕置きしたと言ってずっと怯えている(苦笑」

「ライさんがルー師匠を御仕置き? それは絶対ないでしょう(笑」

「わうっ!! 私、見た、ライ、ルーを御仕置き。ルー、泣いた」

「ルー師匠が泣くなんて・・・それこそ鬼の目にも涙ですね(笑」

「それなら・・・わ、わぅ(困」

聞けば自分が覗いていた事がばれる⇒自分も御仕置き の構図が一瞬でルナの脳裏に

「・・・それなら私が事の真偽を確かめよう。」

何故かルナの頭の中に浮び上がる シエルが聞く⇒シエルも御仕置き の構図

「わうっ!! シエル行く、だめっ!!!」

「・・・ん。困った子だな。」

「これはもう・・・如何しようもないですね」

剣幕にディも苦笑い。結局、何も出来ず3人で御昼寝タイムになってしまったとさ。

偶には寝るばっかりの日も悪くない・・・

 

 

元々酒を飲む性質ではないライでも飲みたい時もある。

幸い酒は買わずとも貢物が山のように腐るほどあった。

だから夜、皆が部屋に戻った後で倉庫から適当な酒瓶、マタタビ酒と銘記のものを

如何いった代物かも知らずに取り、蝋燭の灯で暗い居間で一人晩酌をしていた。

・・・別にコッソリ酒を呑んだって誰も文句はいわないヨ?

「一人酒を飲んでいるのか? 悪いヤツだな、ライは。」

来たのは寝る前だったのかシャツに短パンとラフな格好のシエル。

「ど〜せ俺は悪いヤツだよ〜。 で、シエルは如何〜したんだ?」

「ん。ちょっと気配が気になったから」

ライの隣に座り、鼻をヒクヒクとさせ・・・次第に朱が差してくる頬。

空中の酒分だけで酔ってしまうシエルは自ら進んで呑む事は殆どない。

それでも今回は随分と飲みたそうに見える。

「・・・飲むか?」

「ん。貰おう」

「じゃあ、グラスをとって・・・」

とライが席を立つ前にシエルはグラスを奪ってチビチビと

「・・・一緒のグラスでいい。気になるか?」

「いや、シエルがいいなら俺は構わないけどな」

ライは空になったグラスを貰い、酒を注いで今度は自分が

「・・・・・・間接キス?」

「ぶはぁっ!!? げほっげほっげほっ・・・」

「にゃははははは」

この酒、夏場なら火を点けられるくらい酒度が高い。それが気管に入ったら・・・

咳き込んでいる間にシエルはグラス奪い、ほとんど残っていた酒を舐める。

「くぅ〜〜、お前がそんな事言うとは思わなかった」

「にゃはっ、酔ってるからな(嬉」

これ以上酒を呑まれてなるものかと、シエルから未だ酒が残るグラスを奪い

一気に全て呷る。

「・・・・・・(ンック、ンック)」

・・・見れば、シエルはラッパ呑み。そのシエルから酒瓶を奪おうと

「オマエはもう呑むなっ!!!」

「にゃーっ!!!」

ガンッ

「ぐぁ・・・」

シエルは酒瓶が粉砕するほど強烈にライを殴打。 酔っている上に脳天に強烈な一発を

貰ったからたまらない。酒を浴び脳震盪を起して床に倒れたライの上にシエルは馬乗り

「にゃー、酒ーっ!!!」

ところ構わず、掛った酒を舐めまわす。

額を、鼻を、耳を・・・恥も外聞もなく、猫が肉の塊を舐めるように・・・

流石に暫くもすれば脳震盪から回復し、ライも腕でシエルの身体を押し退けようと

「や、やめ、ろ」

「にゃっ!!!」

がりっ

その腕が切裂かれ血が飛び散り、濃厚な香りが漂う。

その香りと共に、シエルの表情も酔い猫から肉を目の前にした獣のような

「・・・シエル?」

「・・・血・・・獲物」

「っ!!?」

猫娘の腕一閃、切裂かれるライのシャツとその下の肌まで

シエルは爪指についた血をうっとりと舐め、その後では歓喜に尻尾がウネウネと踊り

「・・・血、美味しい。もっとよこせ」

がりっ

「ぐっ・・・」

胸板を思いっきり幾重にも引掻き、今度は直接その傷口から血を舐め始める。

酔っているため、血も良く流れ

「い・・・いい加減にしないと、・・・んっ・・・怒るぞぉっ」

激痛と敏感な処を舐められ思わず男の声が上擦る。

かと言って、見事な馬乗りと狂暴な爪に抵抗は許されない。

それに、快感を感じてしまうのも仕方が無い訳で、

シエルの股の下でグリグリと押しつけられ元気になる愚息。

「?・・・」

不意にシエルは血を舐める事を止めて顔を上げ鼻をヒクヒクと、そして

「・・・獲物・・・ライ・・・雄」

「ちょっと待てぃっ!!!」

制止する間もなく、シエルがライに乗る場所を腰から太腿に換え

ズボンと下着の前を開けると目の前にはそそり立つ愚息。

「・・・・・・(じゅる」

「なんでそこで涎がでるんだぁー――っ!!!」

ツッコミを無視してシエルはモノを鷲掴み

「出せ、出せ、出せ、出せ」

「だぁっ、痛いっ!!! ら、乱暴に扱うなっ!!!」

「出せっ、出せっ、出せっ」

興奮した猫娘は抗議も聞きやしない。

肉欲に瞳を輝かせ妖艶な笑みを浮べ赤黒く充血した物をキツク握り、

上下に動かし・・・ただモノを甚振る動きが過激になっていくだけ。

それでもエネルギーは居合おうなく充填されていく。

「や、やめろっ、怒るぞっ、本当に怒るぞっ、やめっ」

瞬間、悶えていたライが硬直。共に

どぴッ と噴出した濃厚なミルクは見事に線を引き猫娘の顔に的中。

外れ弾も、その手や服を汚し。事後で脱力し意識が朦朧とするライの目の前、

シエルは顔についたものを拭い美味しそうに舐め、また拭い・・・

しばし黒猫は縁起が悪いモノ、邪の使いに例えられる。 今のシエルはまさに

「・・・ふぅ。腹、空いた」

「・・・?」

ふはふはと肌に吐息を吹きかけつつシエルが辿り付いた先は喉元。

次の瞬間

「が!!?」

抵抗の間もなく牙に喉が潰れ皮膚が破れ、そしてシエルの飲入に

ライから血と命が・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

「あらぁ、目覚めたみたいねぇ」

妙に間延びした声の主はやはりアルシア。そして寝ている処は自分のベット。

視野の中でアルシアは色々と診て

「異常はなさそうねぇ。意識ハッキリしてるぅ?」

「・・・俺゛は゛何゛が?」

その声は妙にしゃがれ、思わず自身の口を押えた。

「無理に喋らない方がいいわよぉ、喉潰れてるから。シエルに呼ばれて行った時は

本当驚いたわぁ。貧血で貴方は死にかけてたのよ。 貴方が深手を負うなんて・・・

相手はどんな獣? シエルはもう大丈夫って言ってたけどぉ」

「・・・・・・」

「まぁ、いいわぁ。今日は遅いし。偽血剤と造血剤を打ったから暫く安静にしてねぇ」

「・・・(シエルは?)」

「ちゃんと付き添っていたんだけど、貴方が目覚める一寸前に何処かへ行ったわぁ」

逃げたか・・・時間からしてそんなに経ってはいない・・・

考え込むライを大丈夫と見たか、アルシアはさっさと自分の部屋に帰っていった。

・・・シエルが一番驚いたのは、断末の痙攣を起こすライの喉元に噛み付いていた事。

その味、大変美味だった・・・そうじゃなくて

酔いに、大事な人が獲物に見え襲ったのは分っている。目の前の命が風前のだという事も。

なりふり構わず一目散にアルシアを呼びに行った。

勿論、ちゃんと下を履き直させる事も忘れずに。 までは良かった。・・・良くもないが。

アルシアは適切に治療を行い、その無数の傷を獣のモノと判断した。

・・・少なくとも間違ってはいない。 自身も獣だと思ったくらいだから。

まさか本当の事も言えないのでライを瀕死に追いこんだ主を適当に誤魔化した。

そもそも、こんな大失態をした事が無いシエルは如何繕えばいいか分らない。

この時、素直に喋っておけば後々大事にいたらなかったのだろうに・・・

ライの意識が戻った事を確認したシエルは・・・即、逃げた。

部屋を跳出し人気の無い所へ。かといって屋敷から離れる勇気も無く、

辿り付いた先の地下倉庫の物の隙間で、暗く狭い場所。

イタズラがばれる事を恐れる子供の様に其処で膝を抱え丸まり・・・怯え疲れ、眠った。

 

「・・・正直、シエルが酔っていたから仕方がないとは解ってはいるんだ。

でも、頭では解っていても感情が許さないんだよ。俺を獲物扱いした事を」

寝起き早々そんな事を言われても何が何だか・・・

そしてやっとシエルは自分が地下室石畳の上で寝転がり、

目の前の椅子にライが腰掛け自分を見下ろしている状況を理解した。

ライの顔色が悪いのは部屋の灯りのせいだけではなく、事後間も無いためもあるだろう。

「そ、その・・・酔っていたとはいえ大変済まない事をしたと思っている。」

「死にかけたからな」

「本当に済まない。でも許して欲しい。ライに許して貰えなかったら

私は・・・何でもするから・・・(泣」

「・・・いっただろ、理性が許しても感情が許さないってな。

だからシエル自身が責任もって鎮めてくれ。俺のこの負の感情を」

その身体から立ち上るは猛々しい気。荒魂と言っていいほどの・・・

時として荒魂は生贄に乙女を求めるという。 それをシエルに求めていると。

「私は何をすれば・・・」

「折り合えず、落ち付いてから自分の格好を確認してくれ。その鏡でジックリと」

シエルは、ライが自分を追い出そうとは思っていない事に安堵しつつ、立とうと・・・

腕が後手に縛られ胸と下腹部が寒い、それに股間・身体の中に異物感。

それでも立ち上がり、シエルは全身合わせ鏡の前へ

「こ、これは・・・(照」

「雌猫には御似合いだろう?」

薄布の中で爆乳はパンパンに玉の様に黒ベルトで絞られ先端のポッチの形が透け、

腕には黒革の拘束具、脚には太腿付根まで黒革のニーソックス状のモノを履かされ、

股間は後はY状,前は腰と股間を爪みたいなモノが鷲掴み。

余りもの露出に尻尾を股から前に回し、下腹を隠す。

「この格好はなんだっ!!!」

シエルは恥辱に立場を忘れ、思わず声を荒げてしまう。 対し、ライは落ち着き

「シエルもココに色々貢物が来る事ぐらいはしっているよな? まあ要らない芸術品は

売ってしまえばいいけど、 ・・・そういう趣味の物は、なかなか売れないよなぁ(笑」

名目上領主であるライが4人の娘とイイ仲である事を知って

下世話なモノを送ってくる奴もいる。 困った事に。

「だから結構そういう玩具がころがってるんだよねぇ。で、シエルを見ていたら

チョットした話を思い出してさ。 某国では性奴に玩具を付けて戦わせるんだと。」

「それが何だと・・・」

シエル、恥辱の余り顔面真っ赤。

「別に。中々起きなかったから色々着せ替えて遊んでいたんだよね」

もう恥辱を通り越して卒倒しそう。

「それでコレ、なーんだ?」

とライが細長い筒から出したものは、親指大の金属玉にランダムに折られた針金が

一本伸びる代物。

・・・見た処、シエルの身に纏っているパーツにそんなモノはない。

「?」

「解らないか? ヒントはこれ」

とライが指を鳴らすと共に何処からとも無くブーンと回転音。否、音の元はシエルの股間

「う・・・ああああっ!!?」

苦痛と化した快感に立っていられない。次第に腰が落ち、地に伏し、

転げ、のたうち回り。

「そうかそうか、そんなに気持イイか? 気に入ってもらって良かったよ。

・・・・・・聞いてないな(パチン。

解る通り、シエルの膣と尻穴にソレが入っていて俺の合図一つで掻き回すわけだ」

「くふぅ・・・ふぅ・・・ふぅ・・・はぁ・・・

見損なった・・・ライが・・・こんな事をするとは」

「幾らでも見損え。コッチは死にかけて気がたっているんだ。

多少発散させてもらわないと何も出来ないからな。」

「うっ・・・」

ソレを言われると弱い。

ライが強姦等を嫌う事を最も心得ているのはシエルだから。

「だから、精々この卑虐心を満足させてくれ」

「・・・わかった。でも、何をすれば?」

「それを俺がいっちゃぁ面白くないだろ? 頭を捻って考えるんだな、雌猫シエル?」

「うぐっ・・・」

と言われても何も思い付かない。

何か淫踊をする・・・経験が無いので却下。

一度、踊り子に誘われた事があったが柄じゃないと断ってしまった。

性欲を満足させる・・・それこそ却下。

今のこの男ならやりたければ強姦でもやってる。

何故、こんな淫らな格好にしたか。起きるまでじっと待っていたか。

態々バカ話をしていたか。


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■ EPISODE 07 ■

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