禁忌の書庫

アマニタ ウィロサキス(Amanita Will-o-saxis)

別名 :Land Medusa :Octopus Flower

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■密猟■

今回、報告者はアマニタ ウィロサキスを捕獲する男達に同行した。
その捕獲方法は至って単純で、

餌となる少女を夢中で犯しているウィロサキスの急所(目)を潰し、捕獲するといった物である。




今回の猟では、アマニタ ウィロサキス1体を捕獲、受毒重傷者8名、うち死亡1名
死亡したのは”餌”役となった少女であった。






■生物概要■

アマニタ(地名)に生息するキノコ状の外骨格を持った、雌雄混合体の軟体触手系生物。
陸地に適応した「クラゲ」の異種だと思われる。

「光り輝く岩の花」が名の由来。

主に熱帯深林の湿地帯に生息。
現在アマニタにて一種を確認。同系列の亜種が存在すると思われるが未確認。

成長、環境に合わせて「雌(メス)」「雄(オス)」どちらにも変体可能。
繁殖期になると、同種に限らず「雌(メス)」を見境無しに襲う習性を持ち、生息域近隣の水場での被害が相次いでいる。


「光手」と呼ばれる触手に神経系の猛毒を持っており、狩猟、防衛、性交時に対象に使用する。
毒の致死量は、成人男性で推定120mg
地蜂のように生きたまま獲物を「捕獲」する事も有り、多くは生殖時に使用し、「苗床」として保管される。


この毒から生成される抗魔剤(ウィロサキシン)には非常に希少価値があり
危険を承知での密猟が行われている。



人丸 2001/08/05
「SHRINE」