| 〜魔女の修行風景〜
 
 「抗魔力充填」
 
 
 
 魔女と呼ばれる者達がいる。
 
 占いと人心を操る技に長け、
 
 「ヒト」とは一線を画した領域に身を置く者達。
 
 
 時に悪魔と契約し、
 
 時に超自然的な現象を具現化する。
 
 
 彼女達は、自らの「魔力」の上限を高めるために、様々な「儀式」を行うと言われている。
 
 
 
 
 ”異性の精気を己の魔力に変換活用する法”
 
 
 
 遠く東方に伝わる房中術にも似たこの儀式は、
 
 最も単純、且つ危険性の少ない秘術であり、現在も有効な魔術技法として伝えられている。
 
 「気」の流れを操る事が可能な人物ならば、誰にでも修得が可能である。
 
 
 
 -INTER MISSION-
 
 参考文献「Something wiz ....M」
 
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 月が満ちる夜。
 
 400年以上前から「在る」と伝えられる館で、その儀式は行われていた。
 
 其処には「魔女」が住んでいる。
 
 
 
 
 窓から仄かに漏れる光
 
 耳を澄ませば微かに聞こえる嬌声
 
 少女の泣き声にも似た喘ぎが、館の一室に響いていた。
 
 
  
 「ほれ、早くせんと儂の子種が御主の卵に辿りついちまうぞ。」
 
 
 「あうぅぅ・・・・」
 
 
 「”魔力吸収”と”体内異物排除”を同時に行えば良いだけじゃ、ほれ、早くせんか。」
 
 
 「頭がボ〜っとして・・・集中出来ないよぅ・・・」
 
 
 「儂は構わんがの、良いのか妊娠しても?」
 
 
 「ううぅ・・・・いやぁ・・・」
 
 
 少女の胎内に吐き出された大量の「汚濁液」は、その小さな胎内には収まりきらずに、
 
 未だ「行為」の名残を残す充血した花弁から、トロトロと流れ出していた。
 
 シーツの上には、逆流した精液が「溜まり」を作っている。
 
 
 「御主の得意な呪文を早う唱えんか、ほれ、ほれ。」
 
 *得意呪文=(マカニト)・・・・トヘロス、聖水、ピュリファイの系列呪文らしい(ォ
 
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 「ティルトウェイト・・・・」
 
 「ハァハァ・・・」と、息を切らせながら
 
 少女は小さな声で呟いた・・・・
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 了
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