妾宅貝
主に西の海岸沿いの洞穴等に生息する、二枚貝に酷似した巨大な軟体動物。
イタヤ貝に似た殻は、閉じると殆ど岩盤と見分けが付かず、また殻の
内部の本体も、周囲の色に合わせて体色を変化させる事が出来る。
そしてこの生物の最大の特徴は、触覚・味覚・聴覚をも備え、そして
生殖器としての役割も果たす8〜10本(個体差あり)の触手である。
妾宅貝には雌が存在せず、他の生物の雌をレイプして自らの子孫を残す。
彼らの染色体にはいやらしいまでの柔軟性があり、どんな生物に産ませても、
必ず「父親」の幼体の、小型のタコの様な姿として出産され、
例え部分的であっても、母方の容姿を引き継ぐ事は稀である。
妾宅貝は7月〜8月頃に繁殖期を迎え、その時期になると殻の隙間から
2・3本の触手を出して哀れな獲物を待つ。
そして、被害者(主に人間かその亜種を好む)が、岩肌に擬態した触手に
触れると、殻を開いて残りの触手を放ち、一気に絡め取ってしまうのである。
捕まってしまえば最後、あたかも貝殻から誕生するヴィーナスそのままの
姿で、延々と陵辱地獄を味あわされる事になる。
別名の「ヴィーナスメードトラップ」と言うのはここから来ており、また、
「妾宅貝」と言うのは「若い娘を『囲って』子供を産ませる」所から来ていて
これもまた皮肉なジョークである。
◇報告◇
今回の被害者は、西の海岸に臨海学校に来ていた魔法学校の生徒であった。
彼女は有翼人の娘で、他の生徒が、野外授業の息抜きに砂浜で遊んでいた時
に居なくなってしまったらしい。
元々水泳にむいた種族ではなかった為、最初は砂浜で友達と一緒に遊んで
いたが、途中で気を利かせて皆に「自分はいいから泳いで来ていいよ」
と言って、自分はおとなしく浜で見学していた。
だが、次第に退屈さに耐え切れなくなり、冒険と称して波打ち際を散策
している内に、妾宅貝の棲む岩場の洞穴に迷い込んでしまったらしい。
無論、野外授業の前に教師から、「岩場には絶対近寄らない様に」
と言う注意は受けていたが、彼女がそれを思い出したのは、既に妾宅貝の
触手の一つを踏みつけてしまってからであった・・・・・・
それから3時間後。
「いやぁぁぁぁっツツ!もう、もうだめェェッッッ・・・・・・・・・
・・・・・・赤ちゃん、赤ちゃん出来ちゃうゥゥッ・・・・・・・」
有翼人の少女は、既に数十回もの射精を子宮に受け続けていた。
触手の一つによって、両手首を縛られて開いた貝殻の中に吊るされている格好
になっており、背中の羽根も、水を吸って重くなっている上に、それぞれに
一本ずつ触手が絡み付き、動きを封じていた
少女の両大腿の付け根には、学校指定の紺の水着をずらすようにして
二本の触手がヴァギナとアナルに侵入し、活発にピストン運動を繰り返していた。
触手が注送される度に、それまでに放出した妾宅貝のザーメンと、ほんの
数時間前まで清い身体だった証の、少女の破瓜の血が混ざった物が
それと入れ替わりに溢れ出す。
そして、かつて同級生から羨望の眼差しで見られていた、女学生にしては
張りのある乳房を、左右計4本の触手が、まるで手指のように揉みしだき、
中央へと寄せる。その谷間を、触手がまるで第二のヴァギナの
様に下から上へ貫き、陵辱のショックと疲労で半開きになった口元へと
注送を開始した。
ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!
チュバ、チュバ、チュバ
ヴァギナとアヌス、そして胸の谷間と口腔を犯す湿った音が
洞穴内に規則正しいリズムを響かせる。
そうして7・8分ほど経過した時、不意に妾宅貝の身体が不気味に
痙攣を始めた。それを見た少女の表情が、反射的な恐怖に引き攣る。
「あッ・・・イヤ!も、もうやめて!中に出さないでェェェ・・・・・・
アッ!イヤァァァァァァァァァー────────────────ッ!!!」
ドボボボボォー────────ッ!!!!!!
凄まじい勢いで、両の穴と口腔に、妾宅貝のザーメンが吐き出された。
ヴァギナやアヌスからは、白濁液が入りきらずに逆流し、
口腔にぶちまけられた分は、あまりの量と生臭さの為に、少女が
全て飲み干す事が出来ずに、下を向いて吐き出してしまった。
それでも妾宅貝は意に介することなく、まだ輸精管の中に残っていた液を
彼女の顔や、長い金髪に掛けまわした。
「ああっ・・・も、もう、お嫁にいけないッ・・・・・・!だって・・・
だってこんなに・・・・・・こんなに・・・・・・」
彼女は、その言葉を最後まで言う事が出来ずに、ただただ鳴咽の声を
上げるばかりであった・・・・・・
◇
その後、彼女を捜索していた海兵隊の一人が彼女を保護、
すぐに最寄りの病院に収容され、5日間の入院を経て無事退院した。
身体面のみならず、精神的にも予想以上に回復しており、
まさに不幸中の幸いとも言える。
ただ、それからしばらくして、彼女は子タコに羽根が生えたような、
不思議な使い魔を連れて歩くようになったらしい。
□生物概要□
この生物については、長いこと二枚貝の一種であるというのが定説と
なっていたが、近年、それとは異なる説が発表され、学会の注目を集めている。
その説によれば、この「貝」は、二枚貝などでは無く、貝類から進化した
タコやイカ等の頭足類の仲間ではないかという事である。
その根拠として、幼体期の形態が酷似している事や、タコの能力や特徴
(カモフラージュ能力、触手の感覚器官としての能力)
を持っている事などが挙げられている。
また、一説によれば妾宅貝は人間に近い「快楽」の認識を持っており、
「子孫を残す為」と言うより、快楽を求めて生物を犯す傾向が強いと
言われる。実際今回のケースでも、少女の性器のみならず、アヌスや
乳房までも犯していたが、これは妾宅貝の行動としては珍しい事では無いらしい 。
基本的に繁殖行動を行うのは繁殖期の2ヶ月あまりだが、それまでの間、
捕らえた被害者に自らの養分を分け与えて生かし、それこそ飽きるまで
精を注ぎ込む。南方の孤島には常に繁殖可能なものも存在し、14歳の
時に捕らえられ、その後5年もの間犯し抜かれた女性の記録もある。