正式名:エノマリオグトバズ・バズリージュオグレグ
通称:エロダコ
一見は巨大な蛸。
サイズは発見された最大のモノで直径1m程の腹と2m程の細蛭に似た脚を7〜12本程持ち、脚の付け根に一対の眼がある。
蛸のように身体の色を変える擬態能力と中型(全長0.8m辺)でも成人男子を容易にねじ伏せるだけの腕力(脚力?)を持つ。
脚は、細く長い精密な動きが出来る状態から太く短い力がある状態まで必要に応じて変化。
脚の先端に蛭のような口があり、そこから動物の脳を食す。
特に脳内麻薬に満ちたモノを好むため、脳内麻薬が大量に分泌されやすい的年齢の人型の雌(つまり、女の子)を選んで襲い、
腹上死(心臓麻痺又は過労死)するまで犯し続け、その後ゆっくりと獲物の耳か口腔から脳味噌を啜る。
生態は蛸と蛭を合わせたものそのもので、程よく薄暗い場所を好み、
通常は気配なく森林の木の枝上で獲物が来るのを待つが、深夜家屋 寝床に侵入して人を襲うこともする。
打撃による攻撃,幻惑,あらゆる毒は効果無し。
しかし刃物による攻撃や酸,攻撃魔法(炎,雷,鎌鼬,氷等)などの物理的攻撃は通用するが、
細胞そのものの生命力が強いため切断した脚などはくっ付けておくと元に戻るか又は時間をかけてまた生えてくる。
主に単体生殖、必要に応じて同種間で遺伝子交換。
軟体生物で年に環境に応じて数個卵を産み、3年程度(全長1m程)で生殖可能。
追記:元は古の魔導師が性玩具として作った魔法生物(蛸と蛭をベース)だが、それが何らかの原因で野生化し、進化したと思われる。
そのため、それなりに知力があり、獲物の性的興奮状態を察することができるので、結果として獲物は最もイイ状態で犯され続けることとなる。
危険と言うよりかは、あらゆる意味で性質が陰湿で嫌らしい生物。
更に追記:肉は低脂肪高たんぱく質で程よい噛み応えがあり、美味…らしい。生食も可。
■
事の起こりは地震の後しばらくして、ある村で若い女性が犯され脳を吸い尽くされた状態で発見されるという事件が発生。
村人は別件で村に来ていたトレジャーハンターのパーティに事件の調査と解決を求めた。
パーティのメンバーの構成はすべて女性、獣人の戦士,エルフの聖霊師,人の神官 の3人。
依頼を受けた3人はすぐ調査を開始した。しかし、一向に手がかりはなく第二,第三の事件が発生する。
ゴウを煮やした3人は村外れに野営し、囮調査を慣行するが何事も起こることなく数日が過ぎた。
そして新月のその夜、ついに事件は発生。3人はその生物の群れに襲われる。
その夜、彼女達は村外れ大樹の根元でいつものように野営を開始した。
彼女達がココで野営をし始め一向に事件は起きていない。
そのことを彼女達は自分達が事件の抑止力になっていると思っていたらしい。
連日連夜の徹夜の疲れと報告者がすぐに応援に来ることに安心し油断したのか、
全員が全員交代で見張り番を忘れて薪火の元で寝入ってしまった。
そして、薪火の火が消えて周囲が闇に包まれた瞬間、ソレラは彼女達に抵抗させることなく圧し掛かり一瞬で制圧。
どうやらソレラは彼女達が油断し、真暗になる新月まで監視していたことが辺り一帯の調査で判明。
その翌朝、彼女達の応援に来た報告者が見たものは、
粘液まみれでうち捨てられた虚ろな目のエルフの聖霊師
絡みついたソレ達に身体中の殆ど全ての孔を犯されて精神が崩壊、疲労により生命危機におちいっていた神官娘
胎内に丸々一匹 中型に侵入されて孕み、臨月状態のお腹で犯されながらも触手に噛付き引掻き一人抵抗し続けていた獣人の戦士
娘達が数匹のソレに犯されている、まさに無残な地獄絵図であった。
すぐに、報告者と村人数人がソレ達を退治,撃退、3人を救出した。しかし
エルフの聖霊師は全身虐待の痕があり心臓麻痺で死亡、既に耳から脳を吸い尽くされていた。
元々性の経験が少ないが性癖がM,体力が無かったためであろう。
神官娘は疲労し切っていたが身体的には辛うじて無事。
彼女はこの事件まで処女であったため、行為に精神が耐えられなかった。
後に精神を回復できたが、もうトレジャーハンターへの復帰はしたくないとのこと。
獣人の戦士は一週間で戦線復帰。
彼女は性の経験が豊富で、種族的に,戦士として体力があったため今回ダメージが少なかった。
今はエロダコ狩りに精を出し活躍している。
尚、この『エロダコ』という名称は獣人の戦士が救出された時、森へ退却して行くソレ達に向って
「このエロダコおおおおおおぉぉぉ絶っ対っ殲滅してやるうううううぅぅ。」と怒叫んだことに由来する。
後々、獣人の戦士の胎内から捕獲されたモノと遺跡(村からかなり離れた処にあった魔導師のラボ跡から発見された実験ノート)
より正式名等は判明したが、
既に『エロダコ』の名が定着した後であったため現在もその名で呼ばれている。
元々、『エロダコ』は遺跡付近に生息していたようだが、地震により餌としていた獣達がその場所に寄り付かなくなった為、
人の生息圏まで生息範囲を広げたのではないのだろうか。
しかし、人がエロダコを警戒することとなった今、今後エロダコは策を変え人を襲う可能性が危惧される。
以上、報告終り。
文章:nao様
人丸 2001/10/24
「SHRINE」
|