∴SHRINE∴
∴FANTASY LIVING THING PICTURE BOOK∴

■ EPISODE 08 ■
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見た目だけに可也擦苦しそうに悶え

「!!? 取り敢えず横になって休め、ほら」

と自分のマントの上に引っぺ剥がした子供のマントも乗せ、

白ゴスロリだった子供を其処に横たえようと・・・

横たえようと・・・横たえようと・・・

「・・・・・・だよなぁ。 誰も女の子とは言ってないもんなぁ・・・(泣」

「ご、ごめんなさい。 僕、お姉さんの香に・・・ああっ・・・(泣」

そのスカートを盛り上げるのは明かに大人男性器サイズの膨らみであり、

愛玩生物だからといって主は男だけではなく当然女性も相手しなければならず、

この子供、少年は女性を悦ばせるために造られた存在であり・・・

「・・・まぁ、確かにコレなら力になれなくもないけど・・・ちょっと・・・な」

「ち、違うんです。 ああっ、止めてくださいっ」

魅了されたイリアは少年を座り抱き抱えたまま何時の間にかその膨らみを

スカートの上から撫で回し・・・

「でも、コレだと動けないだろ? 俺が手でやってやるから・・・」

「そんなっ、我慢すればっ、ああっ」

スカートを捲り上げ、ズリ下した下着の中から暴れ出たのは

「うぁ、凄・・・こりゃ、俺は無理だな・・・(汗」

「うああん、だから止めてって言ったのにぃ・・・(泣」

見掛に不似合なソレは一般男性器以上に長く立派で、幹からも繊毛の如く触手を生やし

頭も大きく先は子袋口を貫けるよう尖り、立派な鰓には縁に爪の如き代物がビッシリ

タマ袋のタマも拳並に大きく

こんなものでされた日には歴戦練磨の婦でも泣き悶えるに違いない。

「と、取り敢えず、手で気持ちよく・・・」

「あっ、あっ、だめっ・・・」

以外に巧みなイリアの扱きに親子(?)共々ビクビクと打ち震え、

手の感触にイリア自身も変な気に・・・

しかし、いつまでしても少年の我慢の気配がないにも関らず絶頂の兆しはなく

「・・・なかなか出ないな」

「だ、出せないんです、女性の中でしか、僕、そうなってるんですっ」

「・・・乳淫と口淫か」

ベルトを捨て前をはだけサラシを斬捨てて少年の股の間に座すると乳でモノを挟み・・・

「うわっ、凄い感触。 動いてもいないのに乳が犯されてる・・・」

「だ、め・・・(悶」

挟んだ乳の間で柔肌をワサワサと繊毛が撫で回し、背筋にゾクゾクとしたものが走る。

そして目の前では鈴口がヒクヒクと喘ぎ、液が滲み・・・思わずペロッと

「はぁんっ!!?」

「・・・へぇ、甘いのか」

元々味なんか知らない、もとい覚えていないがコンナ物ではないと思う。

モノをしゃぶり喉奥まで飲み込み軟骨のような鰓爪を唇で食み、

唾液で濡れた危竿を乳間で根元から頭まで丹念に擦り上げ

「んぱっ。ん、どうだ? 気持イイだろ?」

「だから、だめ、なんです、設定で、じょ、条件、揃、わないと・・・」

「・・・・・・・・・」

「く、苦しい・・・殺して、下さい」

「・・・死にたがるな。生きていればきっと良い事があるから。

・・・・・・俺の中で思う存分吐出せばいいから」

「で・・・でも、んっ!!?」

助けを求めてやって来た者を脚蹴りするほどイリアは非情に成れず

もうクダラナイ事を言わせないよう、口を唇で軽く封じ

「・・・なっ?」

「でも・・・」

イリアはさっさと衣服を脱ぎ捨て、裸に剥いだ少年の凶器を跨ぎ

・・・殆ど経験のないイリアにはそれは凶器と代らず・・・

「まぁ、死にはしないだろ・・・。 っ、ぐうぅっ!!」

一気に腰を落とし自ら腰中を胎奥まで貫かれ、仰け反ったまま硬直。

「お、お姉さぁん!!?」

「だ・・・大丈夫。この、程度で、死にはしない。 けど、これは、苦し。

奥に、届いて、・・・、まだ、全部、入って、ない!!?」

鰓の爪が柔肉に食い込み引き抜けを防ぎ、繊毛が柔壁に潜り込み

じっとしていも腰砕けになりそうな、強烈な電流の快感が。

「ああっ、お姉さん、やっぱり、もう、いい、です」

少年もモノを中にいれただけで気持ち良いのか全身強張らせプルプルと震え

それでも目の前、イリアの凛々しい顔に浮ぶのは苦痛の色しか見て取れず

愛玩を務めとしている少年はそれが辛くでも快感で、快感でも辛くて

「もう少し、まって。俺が、慣れ、たら、君の、自由に」

「!!?」

苦痛にあって直まだ相手と気遣う事に少年のそれはいっそう興奮を否めず

「うぐぅっ・・・はぁはぁ、俺、横に、なるから、君の、好きに」

と少年の半身を起こさせ代ってイリアが仰向けに倒れ無防備な裸体を曝す。

「お姉さん、僕っ!!」

「君の、獣欲を、解き放て。全部、受け止めてヤル!!」

「うわ、うああっ、うわあああんっ!!!」

少年はイリアの上に乗り乳房を力一杯鷲掴み、只々単調に己の腰をイリアの股間に叩き付け

イリアの中、幹が撓み柔肉に絡み付いた繊毛は引き千切らんと掻き乱し、また絡み付き

先端はより奥に潜り込もうと小穴へグリグリと頭を割り込ませ・・・・・・

子宮の中、出入り口に尖った頭が覗き始め

「か、可愛い顔して、ナカナカ、獣じゃ、ないか」

激しく、麻痺していてもまだ目がチカチカするような快感を与えられ、

それでも少年が気持ち良くやり易いよう仰け反り気味に腰を浮かして。

だから少年の猛攻に胎奥の小穴はグリグリと押し広げられ、

子宮の中からは出入り口に頭が三角錐と認識できるほど侵入し

遂には

ズギュニュッ!!?

「くはっ!!? ・・・ああ、胎の奥に、刺さって」

「ああっ、ゴメンなさいっ。ごめんなさいぃぃ」

と少年が抜こうと腰を引けば

「うぐっ!!? こ、このままでイイからっ!!」

鰓の爪が返しの如く子宮口に刺さり、中身ごと抜出されてしまいそうな感触。

つまり、少年が果て萎えるまで女性は抜く気に成れない。

もっとも、少年の精液は擬似。子袋に直出汁された処で孕みはしない。

分ってイリアは己の身体を提供し、少年も好意に甘え己を叩き付ける。

それとは別に、少年の意思とは異なって繊毛と鰓爪は娩肉へ蠢き

「僕、僕っ、もうっ、もううぅ」

「ああっ、いいからっ、思いっきり、射込め」

「い・・・いくうううっ!!!」

ドキュ、ドクッ、ビュルルルッ

「うっ・・・あ゛」

奥天井の柔壁に減り込んだ亀頭から大量の精液が子宮内へ直接射込まれ塗り込められ

止まらず、イリア自身が実感出来るまで十二分に子袋を満たし。

「あっ・・・あっ・・・ああっ(ビクッ、ビクッ」

「う・・・っ、この量、大人の女の胎を、精液タンクにするか・・・」

快感に身を委ね未だ断末に放出し続け痙攣する少年を上にイリアは優しく抱締め

二人は事後の気だるさにまどろみ浸り・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

主を妊娠させるような事がいけない為、♂型愛玩魔法生物の精液は単なる蛋白質水溶液

でしかなく生殖能力は皆無である。そもそも愛玩用魔法生物自体が貴族の貴重な玩具。

中にはワザと妊娠させるような代物もあるが。その、変態を上回る変態趣味はさて置き

この少年の場合、否、この少年を模した生物もまた然り。

その精液モドキは多少殺菌性をもたせた甘味ある蛋白質水溶液だけだった。

以前は。

全ては手の内。

六感に少年が主の元から逃げ出した事も。

少年が龍妾と出会う事も。 龍妾が魅了される事も。

そして龍妾が少年と交わり、その全て受け止める事も。

イリアの中へ大量に流し込まれた擬似精液はその卵管も満し、卵巣まで達し

その中で、少年から放たれた唯一の精子・・・卵子を頭の内に収めるサイズ

精子の形を模した蟲はイリアの子宮の中で喰うべき卵子がないと分るや否や

泳ぎ卵管の中を進み、辿り着いた卵巣を探ると最も熟している処を顎で喰い

受精卵と成るべく再び来た道を戻り子宮へ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「起きろ、少年。こんな処で寝たら風邪引くぞ」

「う・・・ん・・・」

イリアは裸のまま乳を枕にしている少年の萌〜に萌〜となってしまうあどけない顔を

起こそうと突つき

「ほら、君も神殿に帰るんだから」

「・・・・・・・・」

イリアの言っている事を理解しているのか、少年は茫然と立たされたまま。

いつまでも少年に構ってるわけにもいかないので先に服をきてしまおうとイリアも立ち

不意に

ドクン

「な、何?」

内より響く強い鼓動に、イリアは強張り硬直。

有り得ない。有るはずがない。 その源は、異常を感じ始めた・・・

「・・・御懐妊おめでとう、龍妾殿」

「き、貴様・・・まさか」

全身より油汗を流しつつも見れば、少年は先程と別人の気、邪悪な様相で立つ。

「その甘さが命取り。因みに、コレは操り人形でしかないのであしからず」

「ぐっ・・・」

熱病の如く発熱し活性化した己の身体を支えられずイリアは膝間着き

その胎では脈打つ事に圧迫感が強く、より強く。

「如何、する、つもりだ、貴様・・・」

「ほぅ、流石。 この状態でまだソレだけ喋る意識があるとは・・・免じて。

今、龍妾殿の胎に宿るものは贋者(ドッペルンガー)。本物の遺伝情報使用の。

コレはソレの基の運ぶ役と出産までの監視役の捨駒。」

「・・・それでっ、如何するっ」

唸るイリア。その胎は既に膨らみ始め、次第に重くなるモノが骨盤に填り圧し掛かり

「知れた事、本物に成り代わり皇女様の側に置き、操る」

「き・・・貴様わあああっ!!! ぐっ!!?」

内側から腹を蹴られイリアは思わずへたり込み・・・力を吸い取られる為、抵抗も出来ず

「抵抗するな。 臨月を過ぎれば成人するまであっという間。

苦しむ事無く己の胎を突き破って産れ変れる。我手駒として」

少年の蹴りに仰向けに倒れたイリアの腹はギチギチと見る間に膨らみ続け、もう臨月

「ぐお゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!

お゛俺の中から出て行けぇっ、紛いモノおおおおっ!!!」

歪み大きく膨らみ続ける己の腹を押し、脚を開き、収まり切らず開いた膣口から破水。

穴は更にミヂミヂ裂け開き、中が覗け黒いものが・・・

「ん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!!」

そして・・・

「内より裂かれる前に産んだ・・・か」

液まみれで、股の間には髪が生え産れたてとは思えない赤子、否

臍の緒でイリアと繋がりながらも成長し続け既に幼児になりつつ

「ぐあああっ!!!」

とイリアが己の中から伸びる肉管を引き千切り、やっとその成長は止まった。

しかし、いまやソレのサイズは少年と変らない。

一見、子供の頃のイリアを彷彿とさせるその容姿

マガイモノらしく、肌は浅黒く髪は白。 顔に浮ぶは余りにも禍禍しい邪笑。

「ぐぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

産後の極度疲労の上に力も半ば奪われ、敵は二人。イリア絶体絶命。

「・・・ママ」

「黙れっ!!」

「優しき龍妾とあろう御方が我子に対しその仕打ちは無いと思うが?

母乳でもあげたらどうだ。 その力、命ごと吸わせて・・・」

戦えるようイリアは身体を起こすが立つまでに及ばず、しゃがんだまま。

その乳は張り、乳首からは白い液体が滲み零れていた。

「ママ、オッパイ、チョウダイ」

「黙れ と、言っている」

「クスン、ママ怒ッタ。 ワタシ、哀シイ」

少年は距離を取ったまま成行きを眺め、

子イリアもどきはイリアに襲いかかろうと隙をみて廻り

「貴様、応えろ。その少年は後如何なる」

「少年?・・・コレか。 捨て駒といったはず。龍妾殿のコピーが出来れば用な無い。

下賎な者どもにでもくれてやる。 ・・・何なら、龍妾殿のコピーに喰せようか?」

「きっ、さまわああああっ、つあっ」

激情に出来た隙に押し倒され、子イリアもどきはイリアの乳房に齧り吸い付き

ジュルジュルとその母乳と力を吸収。

だが、

「つーかまえた」

イリアの白い指は子イリアもどきの首に掛り引き離し、

指に篭る力に子イリアもどきは逃げられない。

「・・・我子を手にかける気か!!? 」

「さあね・・・贋者に聞けよ。俺のコピーなら考えが分るはずだ。

例え俺より力があろうと、決して今の俺に勝てないって事が・・・」

「ヤ、ヤメテ、ママァー」

「黙れぇっ!!!」

贋者はグシャッと切裂かれ、燃え、塩の塊となった。

その前、満身創痍の龍妾の瞳は黄金の龍眼。 生々しく血で汚れた抜手を突き付け

「・・・これで・・・俺の奪われた分は返してもらった。 次は・・・その少年の分」

「・・・我子を喰っただと・・・所詮紛い物に母性愛は涌かないと。

・・・しかし幾ら龍妾といえど、この少年に手出しは出来まい」

「・・・チッ」

「・・・今もう一度孕ませるとするか」

「・・・畜生がっ」

気を取り直し再び邪笑を浮べる少年の一歩に焦燥の感のイリアは一歩下がり

・・・少年には紛い物ではない確固たる心があった。操る者はそう思っていないが。

しかしイリアがそう思い、操る者がソレを知っている以上、イリアに打つ手はない。

不意に少年から邪笑が消え、大きく一歩

どすっ

「「・・・えっ!!?」」

イリアも、操る者も事態を理解出来ない。 少年の胸に深々と致命的に刺さる抜手。

「・・・・・・お姉さんは僕を「人」として扱ってくれた」

「ば、ば、バカなああっ、人形に魂だとおおおっ!!?」

「・・・もう、僕の為に お姉さんを苦しませたくない。」

一人二役、ではなく一つの顔に共存する二つの人格。

「・・・だから、お姉さん、僕に止めを刺して」

「ヤメロオオオオッ!!!」

死を実感すれば操る者もタダでは済まない。

だから逃げようとする一方で、逃すまいと手首を両手で掴んで逃げず。

「・・・貴様は俺に敗れたんじゃない。貴様が人形と侮ったその少年に敗れたんだ」

!!

瞬後、少年の背まで抜ける抜手。音も無く抜け、崩れ落ちる少年の身体をイリアは抱留め

少年の死顔に浮ぶのは安らかな笑み。

「・・・・・・俺が救うって、こう云う意味かよ」

慟哭と風の音のみが廃墟に響き渡る・・・・・・

 

イリアは早い時間に出発したにも関らず、夜遅く帰ったきた。

当然、使いの品が入ったズタ袋を携え。 そして、持ち帰った遺体を一人埋葬し、

一人部屋に篭る。

其処にコンコンとやって来たのは寝巻き代わりの貫頭衣のアルシア。

「ちょっといいかしらぁ?」

「・・・もう、寝てるよ。」

寝ている人は返事などしない。イリアは下着姿のままでベットで背を向け不貞寝と。

「・・・何があったかは聞かないわねぇ」

「・・・そりゃ、如何も。 悪い、俺今、警護失格だ。

・・・・・・出来れば今は一人にしてくれない?」

見た目、身体の傷は癒せようと心の傷まで癒す事は出来ない。生じた些細な弊害もまた。

むしろ、一人になりたい理由は心の傷よりその些細な弊害。

「連れないわねぇ。傷付いた時ほど人肌が恋しいとおもわなぁい?」

「どうだけど・・・それより一人にしてほしいデス」

「ん〜〜? 何か隠してなぁい?」

「隠してイマセン。出て行ってクダサイ」

「・・・匂いがするわねぇ。これは・・・ミルク?」

ギクッ

「・・・出て行ってクダサイ」

アルシアだってイリアの事はわかる。 今救いを求めながら、

それを拒絶するのは恥,外聞。 ・・・らしくない。まったくもってらしくない。

プリッと無防備に尻を向け、胸までで腕を組み・・・

気配を見せずにアルシアは不意にイリアの乳を

ムニッ

「っうぁっ!!?」

鷲掴み。アルシアの掌にはシャツの上からにも関らずベットリ白い液体。

「イリア、貴女、これ・・・」

茫然のアルシアにイリアは困ったような泣きそうな

「うるさいな。もう、放っておいてくれ」

「・・・放っておけないわねぇ。だって」

と重量感ある乳房を諸掴み絞れば

「くっ!!?」

びゅっ

と濡れたシャツから勢いよく出る乳

「もうパンパンじゃなぁい?」

「・・・んな事言われたって・・・こんな事」

イリアにその経験が無い事ぐらいアルシアにも分っている。

勿論アルシアもその経験は無いが、妊婦を診察した事はある。

「今は取り敢えず、ある分を全部搾り出してしまえばいいから」

「し、搾り出すって・・・」

「このままずっと疼く胸を抱えるのは嫌でしょう? 私の言う通りにし・て・」

「・・・・・・わかった。」

それを正攻法でするか、アルシアもオイシク楽シミするは別。

「いい娘ね。んじゃ、ココに座って」

と、ベットに腰掛けたアルシアが指し示すのは下着が見えるまで剥いた白餅肌の太腿の上。

「・・・何で?」

「ココなら丁度オッパイが目の高さになるから♪ ほ・ら」

・・・きっと、罠と分ってアリ地獄に嵌るアリの心境とはこんな感じなんだろう。

「・・・(シクシク」

渋々、イリアはアルシアの太腿を跨ぎ座り己の乳を曝け出す。コレだけでエッチィな格好。

「うわぁ、すっごぉい!!」

ムギュッ!!!

と乳首を強く摘み塞がれ、乳房の弾力を確かめる様に芯を揉み潰されるだけで

イリアにビクッビクッと電流が流れる。

その乳房の中には今、水風船の如く弾け溢れんばかりの乳が詰っている。

それを出口を塞いだまま指が沈むほど揉まれたらたまったものじゃない。

「っ!!? やめっ、胸、弾けっ!!!??」

「ホント、パンパンねぇ・・・すっちゃおっ」

ちゅっじゅるるるるるううう〜〜〜〜

「うあっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!?」

イリアは肩を掴んで逃げようとしても両手で持って絞り吸われる為、

身体が痙攣で慄き、抵抗する力も奪われ・・・

一方だけでも憔悴しきってしまおうと、まだ一方が残っていて・・・

それも体力ごと根ごそぎ吸出され・・・

「うふふふ、私のお腹、貴女のミルクでぱんぱん・・・

美味しかったわぁ。 ご・ち・そ・う・さ・ま」

「ぅっ・・・ぁぅぅ・・・」

最初は弾けそうにパンパンで重量感あった乳房は、今は元の柔らかさ

以上に心なし焦燥にやつれた感あるまで落ちつき。

強姦されひくひくと断末の痙攣で茫然自失な娘の感のイリアをベットの上に残し

アルシアは満足して帰って行った。当初の目的は綺麗サッパリ記憶の彼方へ追いやって。

目的のためには手段は選ばず、手段のために目的をも忘れ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

 

継承権授与式まであと数日。

知らず未だ敵対する者,味方に着けたい者,倦厭する者、そして飽く迄抹殺したい者

決着を前に敵味方合わせ皆、引きこもごも。

それでも、アルシア達は相変もわらず警戒を解けず、

まるで旧知の仲の様に守護騎士達とアルシア達は茶をしながら会議をし

「・・・異常無しです。」

「まぁ、何だ。 ココに篭っている限りはアルシアは安全、と」

「そういう事みたいみたいねぇ・・・」

敵も神殿を・・・と守護騎士団を敵に回すほど愚かではないと分っているから。

何であれ、結局会議話題は尽き雑談に華が咲き

空になったイリアのカップに、不意にリオが

「団長、お茶を入れ直しましょうか?」

「おう、・・・おぅ?」

「「・・・・・?」」

「「「「「・・・・・・?」」」」」

「・・・あの、皆さん如何かしましたか?」

リオは自分がイリアを「団長」と呼んだ事に気付いてはいない。

「あのねぇリオちゃん、彼女はイリアよぉ?」

「え!!? あっ私、イリアさんの事「団長」って呼びました?」

皆、頷く。

「うわぁ、ごめんなさいっ!! 何でそう呼んじゃったんだろ・・・」

「・・・まぁ、何んだ。あれだ。生徒が先生の事を

つい母親呼ばわりしてしまうってヤツだ、きっと。」

「うっかりさんねぇ、リオちゃんは。」

「あ〜〜っ、恥ずかしぃー(照」

一般に、生徒が先生の事を母親呼ばわりしてしまう現象は多々ある。

これは、先生にその母親と同様のモノを見て直感で勘違いを犯してしまうからである。

だから先生が師匠とも呼ぶに対し生徒は弟子、弟分であり子分も同然。逆もまた然り。

ライはリオにとって父親,兄貴であり、上司であり、師。

イリアの性質は敵に対し勇敢、しかし味方に対しては危ういまでに無防備。

リオがイリアの中に見たものは一体・・・

 

タッタンッ、タッタンッ、タンッ、タタンッ

「ワンッ、ワンワンッ、ワン♪」

その部屋でリズミカルな音と共に響く犬の鳴声。

レイハが覗けば、ベットの上で壁に背を預ける虚ろなライの前

機嫌良く構え前足で床を叩く白犬なルナ。

タンッ、タタンッ、タッタンッ、タッタンッ

「ワワンッ、ワンワンッ、ワン♪」

心成しかライの顔に笑みが浮んでいるように見えなくもないが・・・

「・・・ルナ、何をやっているんですか?」

「ワウ? ワン、ワンワン」

足元に座って吠えられても、シエルかライ辺りしか分らないだろう。

「・・・済みません。私にはルナが何を言っているか理解出来ません」

「ワゥ〜〜〜(哀」

チカー

「私、一緒、遊ぶ、わん(嬉」

「・・・・・・何方と?」

「わん、・・・、・・・、わぅぅ、ひ、秘密」

言えるわけがない。口止めされている上に 精霊と遊んでいたなんて。

だからルナはごめんなさい と縮こまり項垂れ。

「・・・別に叱っているわけじゃありませんから。 ただ今は・・・」

今度はレイハの表情が曇り・・・何であれ、後数日で決着が着く。

だが、その後は激動が訪れるのは目に見えている。

コレばっかりは個人で如何にか成るものではなく・・・・・・

「大丈夫。皆、がんばるから。 皆により良いように絶対負けないから」

緋から紫へ変る銀狼娘ルナに何故か彼の影が重なる。その後の彼が。

それにただ茫然とレイハは見続け

「わん?」

不意に、何かに呼ばれたかのように緋のルナはレイハを置いて

スタコラサッサと行ってしまった。そして

「!!?」

後に立つ気配にレイハは振り返りざま抱締められ・・・目の前には逞しい胸板。

ココで抱締める者は一人しかいない。

「すまん・・・もう少し迷惑かける・・・」

「い、行き成り何を・・・いつもの事ではないですか・・・」

一単語が出る毎にイキが耳に吹きかかりレイハ、ドキドキ。

表面に冷静を装おうとしているが、如何なものか。

「・・・・・・」

「あ、あの・・・」

しっかり抱締められたまま解放してもらえず、束の間の時は流れ

「あの・・・もう・・・」

「・・・・・・」

「!!? ちょっ・・・重い」

返事の代りに返って来たのは、ズシッと圧し掛かる男の重いく固い身体。

いつまでも耐えられるものではなく、プルプルと震えた細脚の間に男の膝が割って入り

この末路は何よりも明か。レイハは押し倒され、ライの毒牙にかかり犯され

「こ、こんな時に・・・ダメ・・・です」

と言いつつも耐え切れず腰は下がり、暴れるためタイトスカートは捲り上がり。

床に倒れたレイハの上、脚の間にはレイハの腰を抱えるよう腰が割って入り

胸には男の顔が乗って・・・この体勢なら服を脱がずともちょっと弄れば、もう即、可。

「ああ・・・」

不謹慎と分っていながら、何故か期待してしまい・・・

・・・しかし、いつまで経っても期待の事は起らず・・・

「・・・・・・ライ?」

恐る恐るな呼掛けに返ってきた返事は

「・・・z・・・z・・・」

極めて穏やかな寝息。 まるで力尽きたかのように

「・・・私は、・・・そんなに魅力が在りませんか? こんなに・・・思っているのに」

意識が無いことをいい事に、つい愚痴ってしまう。 それなりに解っているのに。

だから胸に顔を埋める様に顔を抱締めてやったり。

「・・・z・・・z・・・(苦」

・・・レイハさん、息出来ないんですけれども? あの、マジでちょっとヤ


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■ EPISODE 08 ■

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