元々生活周期が長い竜が人に近い生活をすれば、当然様々な弊害が生じる。
例えは、寿命減少,睡眠異常,食欲増加等々 そして、性欲異常。
結局、彼は町人達の好意により嘗て祭壇が在った場所に神殿(寝床)を作ってもらった。
彼とは竜。その両手に人一人スッポリ収まるサイズの。(対比彼:竜娘=180cm:22cm)
そして彼の身の回りの世話をするのは、見た目,大きさ あの娘そっくりの竜娘。
その事に対して何の不満もない。
いや、その事自体がが不満なのだ。
嘗て愛した、否、今も愛しているあの娘と同じ容姿。
染み一つない絹肌で細いスレンダーな女性的な身体、ソレを腰帯と胸帯で隠している。
何故ならその背には実際使い空を飛ぶ事が出来る竜翼があるから。
それに身体の強靭さに関しても鱗がないだけで竜に引けはとらない
絹糸のような長黒髪。それに恰も飾りの様に竜角が生えている。その固さは彼のソレと同じ。
だから、固いものに竜角を擦り付けると心地好いのか
時々、彼の目の前で竜角を壁に擦りつけ恍惚の表情を浮べる。
その度に早鐘の如く鳴り響く心臓。
彼には、あの娘が彼の為に竜人になったとしか思えなかった。
『・・・やりたい』
「はい? 何かおっしゃられましたか?」
『いや、なんでもない。なんでも無いぞ(慌)』
しかし現実は竜娘は彼の血族。 手は・・・・・・出せない。
最初は一月おきで満足できたはずが段々周期が短くなり、最近では数日おき
その日深夜、彼は竜娘が寝静まった頃を見計らい神殿を抜け出し夜空へと飛びだった。
着いた処は町から離れた山の合間、岩のみが転がる場所。
ココなら多少暴れても町の住人に迷惑をかけない。
『うおおおおおおおおおおおっ』
ガッ
拳の一撃に地面に出来るクレーター
『るあああああああああああっ』
ズガッ
回し蹴りで砂と砕け散る大岩
『ふんっ』
尻尾の地面への一撃で空高く跳ね上がる岩々
其処へ
『があああああああああああっ』
真上へ向けて竜吐息(ドラゴンブレス) 夜天を衝く破壊光の中、岩々は一瞬で気化した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ』
最近ではこの程度ではもう満足出来なくなってしまった。
そしてもうココでは憂さ晴らしは出来ない。
なぜならココは今日で何もない更地と化してしまったから。
このまま大穴を穿ち湖を造るのも悪くはないが・・・。
「何をやっていやっしゃるんですか?」
ぎっくぅぅ
口から心臓が飛び出してしまいそうな感触。
彼が恐る恐るその方向を仰ぐと、
満月の光輪の中、竜娘が羽ばたき、イタ。
いつの頃からか彼が深夜抜け出すようになった。
いくら彼が気配を殺そうとその図体、並の人間ならいざ知らず竜娘が気づかないハズがなかった。
初めは、彼が竜娘にばれないようにしていたので竜娘もあえて気づかないフリをしていた。
しかし、深夜抜け出す周期は段々短くなって来て彼が竜娘を何となく避ける様になってくると
気づかないフリをしているわけにはいかない。
悩み事があるなら話して欲しい。
彼は、竜娘と時を同じく出来る体質の近い肉親,唯一の家族なのだから。
だから竜娘は深夜、彼の後を着けた。
ばれないようにコッソリと彼が何をしているか見届けるために。
で、蓋を開けて見ると、町から遠く離れた場所で無作為に暴れる彼。
まあコレだけ離れていれば町の住人に迷惑が掛からないので問題はないのだが。
散々暴れ回っても彼は満足していなそう。どう見ても憂さ晴らしにしか見えない。
彼の真意が解らない。 だから率直に聞いてみた。
「何をやっていらっしゃるんですか?」
ぎっくぅぅ
『べ、べ、べ、別に何もやっていないぞ(慌)』
誰がどう見ても心に疚しい事があるのが解るくらい動揺している。
「コレだけ暴れられて、何もやっていないという事はないでしょう?」
地に降り立った竜娘に彼はズルズルズルと後ろへ逃げる。
人サイズの竜娘に対し竜が怯える。なんとも滑稽ではある。
『血、本能の欲求に従い暴れていただけだ』
「おばあさまからはそんな事聞いたことがありません」
『うっ・・・』
「何を隠していらっしゃるんですか」
『誰にも迷惑は掛けていないからイイだろうが。』
何か逆切れの模様。彼の剣幕に、今度は竜娘が後に下がる。
『大体、大体、お前は俺の何なんだ。』
逆切れだけではない。荒い息,爛々と輝く目、彼の気配が・・・獣。
このままでは本当に・・・
「家族ですっ!!」
竜娘の叫びに彼は我に返り、彼の気配がいつものへ戻った。
そのままガックしと座り込む彼。自分が言った事の自覚があるのだ。
共に種が違うため大事な人にさっさと旅立たれた身。唯一無二の家族。
だから竜娘もコレ以上彼を責める気にはなれない。でも彼の悩みだけは聞いておきたい。
「竜様の悩み教えて下さい。たった二人だけの家族でしょう?」
『家族だからこそ言えないことがある。アレになら兎も角・・・』
アレ、娘、竜娘の祖母。
「私の・・・私の何処がおばあさまに劣っているというのですかっ!!」
『へっ!!? なっ!! はい? 比べるものじゃないだろ?』
何故、竜娘が「娘」に対し嫉妬しなければならない?
彼は知らない。
竜娘が彼の次に体質が近かった「娘」に対しおばあさまと呼びながらも
姉妹の情を抱いていた事を。
だから彼に対しては本当は親兄弟というより・・・
「なら何故っ!!」
『アレは伴侶だろうが。伴侶なら兎も角、
家族に言えない事となると普通想像付かないかっ!!』
彼自身、ストレス+動転で何言っているか解らない。
「性処理の事ですか? 私は結構ですよ(ポっ)」
ピシッ
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
『ちょっと待て、俺達でヤったら近親相姦だぞ!!』
「あら、問題ありませんよ。だって私達、人外さんですから。」
たったソレだけで許される事なのか? なら俺の今までの苦悩は一体何なんだ。
彼は頭を抱え悩み、一方で情事の期待に元気にそそり立つ竜根。
「凄く・・・おっきい(照」
『ここじゃ何だからあそこへ行こう』
「あそこ・・・ですか?」
『そう。 俺の元の寝床』
彼は竜娘を大事に人形の様に抱き、空を駈けた。
『ココが・・・俺の元の寝床だ。』
其処はあの日から全く変わっていなかった。
彼の目の前、竜娘は腰帯を外し、胸帯を外し、パンティを脱ぎ捨て
「私、綺麗ですか? (パタパタ)」
『ああ、綺麗だ。』
「私とおばあさまとではとちらが?」
『・・・・・・思い出は何物よりも美しく何モノにも汚される事はない。
しかし決して手に取る事も出来ない。そして新しい思い出が増えていく。
これが答じゃだめか。』
「私もおばあさまも災難です。こんな方を好きになるなんて。 その答でいいです。」
共に浮ぶ寂しい笑み。
『図体が違い過ぎるからキスはしてやれんが』
顔が近づき伸びてくる彼の舌。
それが最初に竜娘の唇に優しく触れ、ゆっくりと舐めながら下へ
「あ・・・んん・・・お上手なんですね。」
『ああ、アレだけだったからな・・・』
「私は・・・一人ぼっちにしないで下さいね。」
細長い舌を竜娘の腰に巻付かせ臍を嬲り、下腹部を伝い陰部へ、そして竜娘の内側へ
「あんっ、くっ、ふあっ」
『感度がイイな。・・・そろそろ俺が楽しませてもらおうか。』
「此方で・・・お尻だけで我慢して頂けますか。やはり血が繋がっているので・・・」
竜娘は彼にお尻を向け両手で左右から割り、
人間の成人男の拳なら入りそうなくらい広がる菊門。
見える桃色の内臓。
『いいじゃないか・・・タマラナイナ(ハァハァハァ)』
肉槍の狙いを竜娘の肛門に定め覆い被さり、ゆっくり腰を押し出して行く
ず、ず、ず、ず、ず、ず、ず、ず
「ああっ、凄い、です、竜様。私、竜様に、刺し貫かれて、ああっ」
悶えながら竜娘は身体を前へズリ動かないよう地面に爪を立て
そうこうしている内に竜根の付根に竜娘の尻が着いてしまった。
『・・・全部入った(驚』
「挿入されている途中に私、何度もイってしまいましたぁ」
彼が身体を起こすと共に上を向く竜根。
当然ソレに貫かれている竜娘も強引に内側から身体を持ち上げられ
「はぁん」
文字通り下から串刺し状態になる竜娘。
身体の負担を少しでも減らそうと力なく翼を動かすが・・・余り効果は無さそう。
それでも、特大逸物を受け入れている竜娘のお腹は少し張った程度だった。
『これなら俺の好きにしても大丈夫そうだな(はぁはぁ)』
「竜様の御随意に・・・・・・」
竜娘の太腿を摘み、ゆっくりと上へ
づ、づ、づ、づ、づ、づ、づ、づ
「あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛」
快感に目を見開き身体全身で痙攣する竜娘。
亀頭を残して全て、竜娘から腸液に塗れた竜根が出て来た。今度は挿入
ずずずずずずずずずず
「ふぐうぅぅぅぅん」
さっきより速いペースで。
竜娘は身体を仰け反らせ入りきった処で硬直。
づづづづづづづづづづ
「あ゛ー―――――っ」
腸液を撒き散らしながら竜根を引き摺りだされ喘ぐ。
竜娘の中へ極太超長逸物が
挿入され
引出され
際限無く上がって行く竜娘の身体が上下するペース。
終に、
ずん
「あ゛っ」
思いっきり挿入され一瞬時が硬直。そして
どっぷっ!!
「す、すごいいぃっ、竜様がたくさんっ、熱くて、お腹の中がとけちゃうぅ
ああっ量が多すぎて、うぷっ、口から、出そう、はあっ!!」
きっちし締め上げ一滴も精液を漏らす様子がない竜娘の排泄孔。
竜娘の言葉の裏付け通り、急速妊娠の様相で膨らんでいくお腹。
そして、あっという間に竜娘のお腹は臨月状態に。
『苦しそうだな。抜くか。』
「だめ、です。零れて、勿体無いです。暫く、このままで」
彼は竜娘の好きにさせる事にした。
半刻後
「ふぅ、竜様の精液って熱くて、量が多くて吸収するの大変でした。」
今や竜娘のお腹は射精前状態。少し張った程度。
そして、肉槍に身体を串刺しにされたまま元気に喋る。
「あの済みません。 私自分で抜けそうにないので竜様が抜いて頂けませんか。」
手は掴む場所はないし、脚は前にプラプラと投げ出されとても地面に着きそうにない。
翼の羽ばたきでも竜娘のそこの締りが良過ぎて抜けそうにない。
彼の竜根が萎えていれば全然良かったのだが、それどころかより力を蓄えている様子。
づっ
「はうんっ きょ、今日はこの程度で」
腰を摘み一気に引っ張り出され、声が上ずらせながら竜娘は地面に降り立ち
『この程度で』
「へ?」
『この程度で満足できるかぁっ!! (はぁはぁ)』
「きゃあっ!!?」
一度仰向けに押し倒され、向かい合うよう
左右べつべつ手足いっしょに掴まれた竜娘に自由はない。
まるでその姿は自慰人形。
「りゅ、竜様、まさか・・・」
『やってやる。一番奥まで貫いて、しこたま精液流し込んだる(はぁはぁ)』
「だ、だめです竜様。私達血が繋がって、はうっ」
一瞬で竜根が一気にすべて竜娘の中に挿入された。
どう考えても竜根は竜娘の子宮を占領している。
「ああ、私達、近親相姦になっちゃった・・・」
悲壮な竜娘の声が 最後の抵抗とばかりにパタパタと叩く様相が、
彼をより猛々しくする。
『最初に近親相姦にならないといったのはおまえだぁっ!!。いっそのこと俺の子を孕め』
「そ、それは、お尻だけしか入れなかった場合ですよぉ
ほ、本当に竜様の赤ちゃん出来ちゃう・・・出来ちゃう・・・」
ガンガンガンガン
「あっ、はぁっ、はぁ、はぁ」
無慈悲に肉槍が竜娘を貫き、突き上げられる事に竜娘の腹に肉槍らしきヨレができる。
『まるで、お前の身体は俺の為にあるみたいだな。』
「はぁっ、はぅっ、はぁっ、はぁっ」
『お前は俺のモノだ。俺のモノだあっ』
どっぷっ!どっぷっ!!どっぷっ!!!
「ああああああああっ」
またもや急速妊娠の様相で膨らんでいく竜娘のお腹。
アッと今に竜娘の子宮は精液が充填されてしまった。
『当分はこのままで、お前の御胎から精液を抜かない(はぁはぁ)』
「私・・・竜様に犯されて・・・御胎の中・・・竜様の精液がいっぱいで」
やがて竜娘に人と同様の月のモノが 否、その前に
竜娘の胎内は竜の力強い精子が無数。
それが竜娘の卵子に襲いかかり・・・・・・受精
「一度に・・・たくさん・・・赤ちゃんが・・・できちゃう・・・」
彼は自分の妄想に気を失った竜娘を子宮口を竜根で栓したまま優しく抱締めた。
彼等は半月程動かずとも問題はない。
彼は本当に当分の間このままでいるつもりだ。
そして数年後、竜の家族が出来た。 ・・・まだ増える模様。
2003/01/14