■Scapegoat■

〜狂神の受胎劇〜


return...





少女は”女”になったばかりであった。


町の外れにある古びた教会、崇める神は主神ではなく、

過去、乙女に恋焦がれる余りに堕天した天の御使い・・・


少女が父親に幼い手を引かれ、この教会に仕えるようになったのはいつだったか、

神官達が父親に渡した紙袋から、チャリンと金貨の鳴る音が聞こえ

安堵した溜息と、哀れみの表情で自分を見下ろした父。

「頑張って神に仕えるのだよ・・・」

涙を流す父の顔が、家族の皆との別れが、ただ悲しかった。



信仰深い家に生まれた少女は、幼い頃から乳母に、

「女は神性を生みだす神聖な祭具なのだよ。」

そう教えられて来た。

「お前はオトナになったら、神様を身籠もる為の大切な体なのだ。」

神官達はそう少女に伝える。

少女は乳母の言葉は当に正しかったのだと思った。


頑健な肉体の、神の仮面を被った男達に囲まれ、下穿きを脱がされた時も。

凶悪な男の怒張を、未発達な秘部に受け入れた時の痛みさえも。

少女は自らの深い信仰から、

神に身を捧げる喜びを感じていた・・・

・・・・
・・


”地に封じられし我らが御子に血と肉を・・・”

少女を軽々と抱き上げる神の姿を仮りた男は、

処女血が流れ出す幼い孔をメラ・・・と広げ、低く呟くように聖詩を唱え続ける。


”彷徨える魂を導く我らが主の、言魂(コタマ)と神霊(ミタマ)よ・・・”

少女を貫く男もまた、歌うかのように聖詩を唱え

鈍調な聖歌に合わせたリズムで、ゆるりと腰の油送を繰り返す。

初めて味わう痛み、痺れ、肉体の快楽

”喜び”

少女の口から小鳥のような喘ぎが紡がれ

狭い聖堂の壁に反響する。


(ドクン・・・・)

何かが胎内で弾けた感覚

深い場所にとろけるように流れ込んでくる熱い感覚

神官達の濃厚な性技を数日に渡り施されていた少女の体と心は

その感覚に一際高い嬌声を上げ

瞬間押し寄せてきた幾重もの快感の波に押し上げられる

「あッ・・・や・・・いくッ・・・うぅ」

「ひぁッ!!」



「「孕メ・・・」」

「「孕ミ賜エ・・・」」


処女が流す破瓜の血と、

仮神の放つ精液を触媒に、

地の奥底に封じられた神の魂が人の肉に結晶する。


汚れを知らぬ少女の胎内に、

幾千の乙女の生命を啜ってきた闇の神が宿ろうとしていた。




〜Scapegoat:スケープゴート〜
贖罪の為、人々の罪を一身に受けた”山羊”
身代わりに罪を背負う者・・・

人丸 2002/01/14
「SHRINE」



















■Comments■

ネタバレします。

この絵、最近お世話になっているチャットの方々に
某事件でお騒がせしたお詫びの意味で描きました(笑)

お題を預かり、其れに沿った絵を描くという・・・
いわゆる罰ゲーム(笑)

そしてそのお題は!


・ひっとたん1●歳・

・爆乳・

・・・ワァ♪(///▽///)

前者は
「薺亭」ひっと様のオリジナルキャラ少女で、
後者は・・・たまにはでっかい乳を描きなさいと言う、
ヒンチチスキー人丸へのマジバツ(;´皿`)

・・・
・・・・
「ナズナ」の皆様スミマセンでしたm(__)m








■心霊写真に気付く人居るかなぁw■