∴SHRINE∴
∴FANTASY LIVING THING PICTURE BOOK∴

■夜道怪蟲■
■ DTO様 ■
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夜道怪蟲
☆アブダクト・バグ☆


密林地帯の河川などに棲息する、獰猛な肉食の大型水棲昆虫。

体長は120〜150cm程で、大型の淡水魚や、水を飲みにきた動物など待ち伏せし、太い鎌のような前肢で

抱え込む様にして口吻を突き刺し、体内に消化液を注ぎ込んで生きながら肉を啜り取る。

また、繁殖期になると草で編んだ巨大な巣を作り、そこに哺乳動物の雌を拐って集団で子供を産ませる

「獲婚」と言われる習性がある。



「あっ!あっ!あっ!あ、あひいぃぃぃぃ――――」

「うええ……もういやぁ、おうちにかえしてぇぇ……」


葦の様な背の高い草が生い茂る水原、その一角を奇妙にざわつかせながら、

複数の蟲が崔淫効果のある体臭を辺りに充満させながらさらってきた幼い少女たちと番っていた。

青黒く膨んだ交接器が未熟な肉を割り裂き、クチャチャチャ…………と機械的な速さで腰を使って、

果肉を食い散らかすように愛液の飛沫を撒き散らす。

少女たちの多くは森に棲む原住民や亜人の子であったが、中には明らかに都市部から攫われてきたと思われる

服装の少女も混ざっており、蟲たちの行動範囲が既にそこまで広がっている事がうかがえた。



「うぶっ、あっ、かはぁ、っ、なかであばれ……ひきいぃぃっ」


腰蓑の端切れのみを身に着けた、おそらく漁の途中で拉致されたと思われる現地人の少女が、

丸々と張り出した褐色の下腹部の中で蠢く異物感に悲鳴を上げる。

やがてその股間から、翅と大きさ以外親と変わらぬ姿の蟲の幼体が滑り落ち、

水面に落ちて大きな水音を立てた。



「ひゃうっ」


チェックのワンピースにランドセルを背負った少女が、不意に臀部を外気に晒されて声を上げた。

見れば蟲の一匹がスカートを捲り上げ、少女の腰に口吻を這わせている。

蟲は鎌の様な前肢で器用にショーツを引きちぎると、少女の背中と臀部の間に口吻を突き刺し、

そこから特殊な麻酔液を注入した。



「あうっ!えっ…?うそ……あっ足がうごかないよぉっ」


更に腹部の臭腺からは発情性のフェロモン液体がにじみ出、気門からの呼気で気化して

金木犀にも似た甘い臭いを充満させる。

それは吸い込まれて脳を、そして皮膚から直接神経を侵し、感覚のスイッチを発情・繁殖のモードに

強制的に切り替えていった。

麻酔液の作用で意識の制御を離れ、勝手に弛緩して潤み始めた少女の秘肉に、

はち切れんばかりに膨れ上がった

蟲の怒張が押しあてられ、ゆっくりと沈み込んでいく。

下半身の自由を失ったにもかかわらず、肉棒の感触は通常時以上に鮮明に伝わり、

蟲が身体のデリケートな部分に侵入する感触の

おぞましさから逃げる事も出来ず、少女は身体を忌まわしい生き物に汚される恐怖を甘受するしかなかった。

その傍らで、斑の入った柔毛に全身を覆われた豹人(オブレティグレ)の少女と、

やはり都市から攫われてきたと思しき紺色の水着を着た少女が、蟲に組み敷かれて犯されていた。

激しい注送による刺激に加えて、発情フェロモンが未熟な脳や神経を徐々に犯し、

年齢的にあり得ない激しい性的衝動で少女たちの体を内側から苛む。



「うにゃぁぁぁぁああっ!!いぎっ、ひぐぅぅぅぅうううう!!」

「ひっ、はっ、あはぁっ、きもち、よすぎて、おなかのなか、ひっくり返っちゃうよぉぉっ」


心身ともに性の虜となった少女たち、その胎内に、何回目か、あるいは何匹目かの蟲の子種が注ぎ込まれ、

狭い肉壷に収まりきらず

接合部から滲みだして粘液の球を作り、更に糸をひいて水面に落ちていった。



「あっ、でてるぅ……わたしのおなか、だされてよろこんでるよぉ……」


動かなくても感覚は逆に鋭敏になったのか、胎内の子宮筋が膨らんでスポイトの様に精子を吸い上げるのを、

水着の少女が感じ取ってうっとりした様子でつぶやいた。

その下腹部は既にうっすらと膨らみ始めており、出された子種だけのせいで無い事は既に明白であった。



(このままされてたら、わたしもさっきの子みたいに……!)


目の前で蟲の仔を産み落とした少女と、犯され続けて蟲の仔を孕んだ少女を見比べ、

ランドセルの少女は危機感を募らせる。

だが、下半身がマヒした状態で出来る事は何一つなく、そして蟲の淫臭が徐々に彼女の身体も侵し始めると、

少女の肉壷が蜜を湛えて甘く疼き始め、

ゆっくりと侵入していた蟲の交接器が一息におくまで滑りこみ、やがて拘束ピストンを開始する。



「ひゃっ!?あっ!あっ!いやっ!やめてぇ!!赤ちゃんのもと、いれないでぇぇぇぇ」


あさましい欲情に心身が屈し、望まぬ命を妊まされる恐怖に泣き叫ぶ少女。

しかし無情にも少女の身体は一突きされるごとに意思とは無関係に蜜を滴らせて蟲の怒張と一つに溶け合い、

あたかも一つの生殖系の臓器と化したかのように淫らにうねり狂った。

やがて初めての射精が子宮に叩きつけられる頃には、少女の身体はすっかり性の快楽に堕ち、

先の少女たち同様に歓喜に打ち震えたのだった。



◇生物概要◇

この蟲の目撃例と時期を同じくする女児の行方不明の件数から、一部の研究者からは、

もう既にかなりの規模の、人間を好んで交配する個体群が存在するという可能性も指摘されている。

被害の増加の原因としては、二世代以降の世代に、「母親」と同じかそれと近い生物と

好んで交配する習性がある事が挙げられる。

また、船舶による交通や流通の便の為、都市部に大型の河川から水路を引き込んだ結果、

人と彼らの棲息域が繋がってしまった為、

近年では都市部での被害報告も徐々に増加しているという。



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■夜道怪蟲■

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