∴SHRINE∴
∴FANTASY LIVING THING PICTURE BOOK∴

■ EPISODE 10 ■
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それは悪夢だった。

己の手で愛する主を刺した事など。 そして、殺してしまった事など。

その上、蟲を吐き出し・・・

・・・・・・・・・・・・

今度は良夢だった。

傷に腕や胸が包帯が巻いてあるが、抱き付く男の胸からは確かに鼓動が聞こえる。以上に、

・・・私がこの人と寝床を共にするなんて。しかもこんな格好で。

肌も露に下着のみ、淫らに身体に包帯を巻きつけて

レイハの身じろぎにライが反応。利き手でレイハの頭を優しく包み撫でる。

その行動、半分寝惚けだが非常に心地好く

「・・・気分はどう?」

「・・・いいです。さっきの悪夢が嘘みたいに」

「そうか・・・今はゆっくり休め」

「はい・・・。 私・・・」

「ん?」

「・・・貴方の事が・・・ライが好き・・・です」

「今更・・・(ナデナデナデ」

「それでも・・・今だから貴方に言いたくて・・・。 私を、貴方のモノに」

「・・・したいのは山々なんだけどね。 今、激しい運動厳禁」

「〜〜〜〜〜〜(恥」

顔から火が出る思い。 この場から逃げようと身体にシーツを巻きつけベットから

グイッ

ベットから発つ前に手首を掴まれてしまっていた。

「離して下さい。私はなんてことを・・・」

「俺もレイハが好きだ。」

「あっ・・・(嬉」

「俺もレイハと一つになりたい」

「・・・(照々」

「でも、本当に今は激しい運動厳禁でな」

「・・・(困々」

「・・・だからいつも如何やって自分を慰めているか見て見たい」

「そ、そんな・・・いつもだなんて(恥」

「いつもやってないのか?」

「たまに・・・」

「やってたのか(呆」

「!!?」

夢だからと一度己から剥いでしまった仮面は、被り直せずポロポロと崩れていくだけ。

いつもは難く冷美で年以上の大人っぽさを見せていたキツイ目付きの表情は、今や

苛められて感情の高ぶりを反映し涙目にアウアウと年以上に幼っぽく目尻は下がり。

そもそも忍として育ってきたレイハの人として人生は都市に来てから始ったといっていい。

だから、本来のその姿は以上に感情脆く・・・仮面を被っていても慣れれば容易に分るか?

「・・・悪い、苛めすぎた。 好きな娘って何故か苛めたくなるんだよ」

「うっ・・・(照」

今、ライは利腕が満足に使えず派手に動いてはいけない。

これ以上逃がしてなるものかと隣に座らせ腰に手を回し利手で涙を拭ってやれば

ウブに照れ・・・おちた♪

「今、俺はレイハを可愛がって上げられないから直ぐに交わるとしても実際・・・

だから、な? レイハが自分で慰めると・・・分るだろ?」

相手に色々想像(妄想)させ、その気にし、追い込んで後に退けなくさせる。

「は、はい・・・」

ベットの上、ライの向かいに座ったレイハはモジモジとしながらも

ドレスのようなシーツから中身を曝し立てた片膝を抱き、もう片手の指で己の股布を掻く

「・・・ん・・・ん・・・んっ・・・んふっ・・・ふっ・・・ふ〜〜〜っ」

見られているのに感じ始めたのか直ぐに息は荒く、指も布の上から激しく爪を立て掻き

「ふ〜〜〜っ、ふ〜〜〜っ、ふぅ〜〜っ、ふぅ〜っ、ふぁ、ふあ、あん、あン」

尿道口辺り、布に指を減り込ませゴリゴリと

「あっ、あっ、ああっ、あっんぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」

瞬間、腰がビクンと引け硬直。膝にデコを当てるので表情は分らないがイッたのは確実。

「・・・もうイったのか? 早いな」

「自慰に・・・時間は・・・かけられませんので・・・」

恥ずかしくて直視出来ないのでレイハの目がさまよう。

「・・・それで、コレは入りそうか?」

とライが己の前をめくり見せるのはMAXに臍まで達しそうなほどそそり立つ男根。

直視したレイハが固まった。

「レイハ? レイハちゃ〜〜ん?」

「は、はいっ」

「その調子だと耐えられそうにないみたいだな。指入れてみた方がいいか?」

「指、ですか?」

「膜が無いなら指で慣らしてから交わった方が気持ちいいと思うけど?」

「膜は、ない、です」

「じゃ、もっと近づいて俺の手の上に座って」

「は、はい」

と、左手を覆い尽す湿り生温かく柔かい感触。

獣欲の赴くまま、レイハに指を突き入れ柔肉をかき乱し恥骨をコリコリとしたいが・・・

今は未だ優しくフニフニと柔かさを堪能するだけ。レイハにはじれったく感じる程度に。

「まだ、キスしてなかったな。 キスしようか」

「えっ!!? あ、う(ぁぅぁぅ」

「ふっ、レイハは可愛いなぁ。 本当は俺がしっかり抱締めてしたいけど

・・・今はレイハから俺に抱き付いてキスしてくれないか?」

「は、はい。 こうですか?」

首後に腕を回し御互いの顔がより近く・・・勿論、腰が浮くため股を優しく触ったまま。

先ずは軽い接吻。

「・・・気持ちはどう?」

「すごく・・・ドキドキしてます」

「じゃあ次はディープキスしようか。舌絡めあったり飲むやつ」

「はひ。」

レイハ、頭に血が昇りまくっているあまり満足な思考が出来ていないに違いない。

可愛らしく素直に言うことを聞き・・・普段の秘書な姿からは想像できない。

否、これなら秘書に戻っても、もうイイ様に弄べ・・・

ともあれ、レイハは接吻しおずおずと舌を差し入れてきた

それを強烈に吸うと同時にレイハの中に指を

「んっ!!?」

レイハが驚愕にしがみついたため、より密着。

逃がさぬよう奥深くまで指を挿入して股間を持ち、上下の口を貪れば

「ん〜〜!!? ンっ、ん〜〜、んっンっん〜〜〜」

ビクビクと痙攣して指をキュッと締め付ける。出来ない息は御互いの吐息で補い暫し・・・

着乱れ中腰にライの首に抱き付いたレイハは目も虚ろにシッカリ出来上がってしまった。

下着も溢れる愛液にビショビショで太股まで垂れてしまっている。

「レイハ、エッチに弱いんだな。 忍のくせに」

「ち、ちがいます。 私、感じすぎてしまって・・・」

レイハは忍である為、快感,苦痛に対して抵抗力はあるが

相手が相手であるため端より抵抗出来ていない。 それを分って苛めているのだが

「これだけなっているなら入っても大丈夫かな・・・」

「うっ・・・」

怯え、苦痛云々より行為で自分が如何代わってしまうか分らないという。

だからといって、もう逃れるすべもなく下着を脱がされ

「へぇ、毛、無いんだ」

「はい・・・不衛生なので・・・手間を省いて・・・」

何かシドロモドロで言い訳して、可愛くてもっとエレクトしてしまう。

「俺、横になるからレイハのペースでするといい」

と横になり天を貫かんばかりにそそり立つ男根。入ればそれこそ臍に達しそう

「こんなに大きなものが・・・私の中に・・・」

男の腰を跨ぎ立ち腰を落して行けば、まるで処刑されるが如く股間に迫る肉槍。

先がレイハに減り込む。

「ダメです。こんな、入りません」

「俺は、レイハの中に、入りたい。 入って、交わりたい」

「あう〜〜〜」

先は既にレイハの膣口を捕らえている。後は腰を落すか突き上げれば終わり

その瞬間、レイハは驚くべき行動をっ!!!

すぐぅっ!!!

「・・・む、無茶するなぁ」

一気に腰を落し挿入してしまった。 全く男慣れしていない娘がそんな事をすれば

如何なるか?

仰反らせ艶乳を突き出した身体をビクンビクンと痙攣させつつ、ひぃひぃと呼吸が精一杯

その艶乳に手を伸ばし、むにぃと掴んで見ればビクッと反応。

・・・やはり細い身体相応に小ぶりで丸く、片手間に弄んでも楽しいだろう。

やっと落ち着いたか、レイハは背を丸めて男の腹の上に手を着く。 それでも

腰を振って男に快感を与えるに及ばない。 房術を知るのと使えるのは別物。

「無理して、申し訳、ありません・・・ライは、大丈夫、でしたか?」

「ああ、全然大丈夫。 それより、俺はレイハの方が気になるけど(フニフニフニ」

「大丈夫、ですが、奥まで、イッパイで、動けそうに、なく・・・」

「まぁ、無理に動かなくてもこうしているだけで結構気持ちいいし。

俺をレイハがキュキュと締め上げてくれるからな(フニフニフニ」

「あ、う・・・(照。 あの・・・胸、気になりますか?」

「鷲掴むには小さいけどね。形もイイし、こうやってするには楽しい。 美味そうだし

・・・まぁ、大きさなんて気にしなくても。 どうせ直ぐに大きくなるだろうし」

「は、はい?」

意味不明な発言にレイハ、目を白黒。 誤魔化すためには・・・

ぐいっ

「きゃっあっん!!?」

引き倒し、顔を見えないように抱擁。 丁度、レイハの耳が胸に押し当てられ

包帯越しに鼓動が響く。

「あ、あの・・・」

「・・・随分、髪長かったんだな。いつもはダンゴとかポニテだから伸ばすだけで

イメージが代わる。 まぁ、どれもレイハらしくて良いけど」

中でビクビクと脈打つ男根と密着がより一体感を感じさせ、

優しい手櫛と鼓動にレイハは次第にまどろんでいき・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「無事解決したのはいいが、寂しいゾ」

「ん。 でも、レイハに譲ってあげよう。」

ひょい、だきっ、ぎゅっ

「んにゃっ!!?」

「るぅ〜〜(すりすりすり」

「シエル、おまえっ、や、やめっ、んぁ・・・」

「・・・(ぺろぺろぺろ」

「そこはっ、ヤメロぉ〜〜〜 何処で、そんなぁ〜〜〜、あっ・・・」

大猫の手にかかってしまえば小ニャンコ様など仔猫をあやすが如く。

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

所詮、良夢であろうと夢は夢。 いつかは醒めるはず。しかし・・・

確かに、レイハが抱きついているのはライの肉体であり・・・胎奥を擽るその男根。

「そんな・・・夢が・・・醒めない!!?」

「ん・・・如何した、レイハ?」

「悪夢をみたり良夢をみたり・・・ああ、私は・・・(困」

「夢も何も・・・現実だぞ」

懐の中、レイハの身体が硬直する。

「・・・ど、こからですか?」

「何処からだろうな〜〜。」

レイハの眼下には心臓上の胸を覆い隠す、包帯。

己を貫くものなど意もせず身体を起こしたレイハは止める間も無く

包帯を破り捨ててしまった。 そこには生々しいばかりの傷跡。

「・・・私が、ライを殺したのは夢ではなかったのですね」

「気にするな・・・と言っても無理か」

ライはレイハを貫いたまま、よっと上半身を起こし逃げる前にその細腰を掴む。

「私は、何という事を・・・」

「実際、あれしかレイハを助ける術が無かったわけだしな。」

「危険なっ。 私など捨てれば良かったのに・・・」

「そんな事出来る性分じゃないのはレイハが一番わかっているだろ?」

「この命持って責任をっ!!?」

全てを言わせる間も無く、レイハを押し倒し、組伏す。

「それも俺が好きじゃないのは分るな?」

圧し掛かられ奥まで刺さる牙に、術はあるはずなのだが抵抗できない。

それは女が男に対する恐怖であり、今のレイハにとって免罪符。

「応えろっ!!!」

ガスッと攻撃 を思わせる男根突き上げに一瞬レイハの意識が飛んだ。

「は、はいっ!!」

「勝手に命を絶つことは許さない。 悪いと思うなら身体でもって償う。 いいな?」

「は・・・い」

「いい子だ、レイハ。 愛してるぞ」

「あっ・・・」

正に肉体のみならず魂をも縛る呪縛。 だが、縛られてこそ救われる事もある。

レイハはその肢体を主に捧げ、貪られ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局レイハは回復が間に合わない為、将として戦場に立つ事は出来ず砦留守組。

そのため、都市防衛を受け持っていたアルシアが戦場に立つ事となった。

騎士団全員が揃った軍議 もとい おやつ。

「・・・それで、俺の心臓は最後の決戦に間に合いそうか?」

ライの発言に、怪我人らしく浴衣姿のレイハは瞬間ビクッと怯える。

「正直、戦場には立たせたくないのが本音だナ。まだ心臓に爆弾を抱えておるのに」

「腕とは違い心臓って常に動き続けるものだから早々に癒えるものじゃないのよぉ」

あの時、確かに凶刃はライの心臓を貫いていた。

心臓の停止が死と言うならばライは確かに死んだことになる。

しかし心臓が貫かれ止ったからといって、それが死に直結するものではない。

間に合えば、十分に蘇生は可能なのだ。

あの時ライが倒れレイハが腹中蟲を吐き出した直後、隠れ控えていた

ルー,アルシア,リオ,ディが手筈通り腹中蟲を封じ、ライの傷を閉じて蘇生。

蘇生のため何発も喰らわせた電撃のダメージの方が大きいのでは? とオチ付きだが。

「ふ〜〜〜、やっぱり大将が先頭に立たないわけにはいかないだろ。士気に関るしな」

「「「「・・・・・・」」」」」

「というわけだから、向こうの大将までの露払いは任せる。」

ライの周囲を固め、カイン隊が中衛、アルシア隊が後衛の陣形。

「申し訳ありません、私が・・・」

レイハが全てを口にする前にその唇に指を当て封じ

「それについてはもう何も言わない。」

ライの含み笑いに何故か皆まで圧し黙る。二人の間にただようイヤ〜ンな気配。

「・・・そうそう、僕も如何しても相手がいるんだ。回してくれると嬉しいんだけどね」

「誰?」

「・・・黒衣の死神さ」

「わう?」 如何したの?

???

ニヤリ笑いのカインに、ルナは背後の守護精霊の戦乙女が珍しく照れているのが見えた。

しかし皆にそんなことまで分るはずもない。


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■ EPISODE 10 ■

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